2010年2月21日日曜日

もしドラ

コミュニティの目的」について考えているときにちょうど知りました。

マネージャは真摯でなければならない。
コミュニティの運営者もその通りだと思います。
何に対して真摯であるべきか、当然「目的」に対して。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら


2時間くらいで読める軽めのいい本なのですが、如何せん表紙が。。。

2010年2月16日火曜日

SNSをはじめたいのですが。。。

社内の方から、そんな問い合わせをいただくことがまれにあります。

そんなときにいろいろお答えしていたことをちょっとまとめてみようかと思います。

まず、私がする質問は2つ。

Q.そのコミュニティの目的はなんですか?

Q.そのコミュニティの運営者の目的はなんですか?

一つ目のコミュニティの目的。
これは、メンバーと共有して達成するものです。

2つ目の運営者の目的。
これは運営者側の意図、企みです。
これをきちんと考えてないと、「新しいツール」に
足元をすくわれるような気がします。

これらを踏まえて、コミュニティを作りましょう。

1、目的を決める
SNS(や新しいツール)を使うと
何か新しいことが出来る」と考える方が多いようです。
けれども、そもそも何がしたいのか?
によって、使い方が変わります。(実は使うものもかわります)

使い方を考える切り口としては、

○ トップダウンかボトムアップか? (1wayか 2wayか)
○ コンテンツ重視か人重視か? (交流させたいのは、情報か、人か?)

などがあります。

たとえば、トップダウンでコンテンツ重視であれば、
メーリングリストをお勧めします。
SNSを使っても出来るのですが、新しいツールには、
リテラシーや心理的な「壁」があるからです。

ひとつ、注意点があります。
「コンテンツ重視」にすると、完成したコンテンツ
つまり、形式知化されたものしか共有できなくなる傾向が強いですま。
これは、仕組みの問題ではなくて、
「これまでの経験に基づく思い込み」によるものだと思っています。
他人に出すメールも、文書管理システムにアップするものも、
きちんとしたものでしか、「情報の共有」をやったことがないからです。

その点を逆手にとって、「新しいツールなので新しいルールです」と、
形式知化されていないものも共有してもらうようなやり方もあると
思います。

コミュニティの運営に当たっては、「効果測定」や
「不適切な事態への対応」などが必要になってきますが、
その判断の際にバイブルになる、「目的」については、
よく考えたほうがいいと思います。

そうでないと、「新しいモノへの期待」だけで走ってしまって、
成功したときならいざ知らず、失敗したときに
「新しいモノのせい」にしてしまいます。

そうすると、「今後新しいモノに手を出しづらくなる」
ばかりか、根源的な原因が自分たちに内在している
にもかかわらず、それを見逃すことになってしまいます。

書いているうちに、自分のことを棚にあげて・・と
居たたまれなくなってきました。。。

今回はこの辺で