2012年12月22日土曜日

読書メモ的なにか『詩羽のいる街』

久しぶりのブログ。年賀状の印刷をしながら書いてみます。

先日、Pachiさんのブログで、この本を見つけました。
https://www-304.ibm.com/connections/blogs/pachi/entry/shiiha?lang=en_us

そして、なんかしら、書きたい衝動に駆られました。(そして、タイトルはオマージュ)
いつも、色んな情報をくれるPachiさんに感謝。

詩羽のいる街 (角川文庫)



Pachiさんは、
「貨幣経済と評価経済」とか、「交換と所有と共有」とか、そんなテーマに興味を持っている方はきっと楽しく読めるのではないかと思います
と書かれてますが、私は普通に娯楽小説としても面白かったです。
そんなに、説教臭くもないし、アカデミックな理論も出てこない。



藤原くん(※)たちと”人を助けるのが使命”みたいな話をしたことがありましたが、
まさか、それを”仕事”にしている人がいようとは・・(フィクションですけどね)


私の中には、確実に詩羽が宿ったと思います。
たぶん、今後は、”詩羽なら、こんな時どうする?”って考えると思います。
行動につなげられるかどうかは別としても。

すべての人間の共通の目的は幸福に生きることです。
何が幸福かは人によって違いますけどね。
でも、少なくとも不幸になることを望む人はいないはずです。
ところがいつの間にか、「今まで通りの生き方を続けること」が人生の目的になってしまっている。
ほんのちょっと生き方を変えるだけで今より幸せになれるのに、それに気がついていない。



みなさんが、そこから、”Share”の世界を感じ取るのか、
ファンタジーとして、心をあったかくするのか、は、わかりませんが、
きっと気に入ってもらえると思います。

ぜひ、ご一読下さい。


おまけ

全然、別の話ですが、今回の流れは自分にしては早かった。
二昔前なら、”これがWEB.0ですよ!”とか言ってそう。。

12/18  Pachiさんがブログを書く
12/19  Facebookのフィードでそれを発見する。
      カーリルで検索し、図書館で予約。
12/20  予約完了通知がくる(さすが!我が図書館システム仕事が早い)
12/21  会社帰りに図書館で本を借りる
     読了 
12/22  感想をブログ書いている ← 今ココ


※藤原くん
  https://www.facebook.com/fujiwara.shirou?fref=ts

  私のアガペー友達
  私が生まれてきた理由(ワケ)、それは自分が幸せになるためにではなくて、誰かを幸せにするために生まれてきたのです。 ~fbより~
と公言してしまうのはさすがです。

 この本の感想を聞いてみたい。
 「やってますけど?」とか言われそう。