2012年3月17日土曜日

やさしさに包まれたなら(ソーシャルメディア編)


数多いジブリ作品のなかでも、魔女宅は好きなのですが、
なんといっても、大好きなシーンは、冒頭のキキのラジオから
荒井由美の歌が聞こえてくるところです。

最近よく口ずさんでいるのですが、

なんでこの歌が頭に浮かぶのかな?? というのが、
「社内SNSに似てるから」ということが分かったので、
自分用にメモ。


(1) 小さい頃は 神様がいて
 (新入社員のころは、絶大な権力を持っている事業部長がいて)  

  不思議に夢を かなえてくれた
 (頑張っていれば、業績が上がって、やりたいこともやれた)

  やさしい気持ちで 目覚めた朝は
 (他人にやさしくしようと、目を見開いたならば)

  大人になっても 奇蹟は起こるよ
 (こんな時代になっても、できるようになるよ)

  カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
 (部の壁、社の壁をこわして、外の世界に触れて)

  やさしさに包まれたなら きっと
 (みんなち協力しようという気持ちになったなら)

  目に写る全てのことは メッセージ
 (入ってくるすべての情報に気づきがあるはず)



すべてのメッセージに気づくように心がけたいです。





2012年3月11日日曜日

社内SNSフォーラム(3/7)の感想。

2012年3月7日に各社で社内SNSを企画・運営している皆さんが
参加される「社内SNS」フォーラムが開催されました。


楽天のよしおかさんNTTデータの竹倉さんが、yammer上の社内twitter研究会の
スレッドでやろうということでお話されたことがきっかけだそうです。



お二人がEGMフォーラムのメンバーだということもあり
私も参加させていただきました。

 
場所は、EGMフォーラム2011 Autumnでもお世話になった豊洲INFORIUM です。

当日のアジェンダはこんな感じでした。

  1. 開会のご挨拶
  2. NTTデータの社内SNS(Nexti)のご紹介
  3. 各社取り組みのご紹介(3分ずつ)
  4. 事前アンケートの集計結果ご紹介
  5. 良くある悩みご相談会


私は、
「3.各社取り組みのご紹介」のタイムキーパーと
「4.事前アンケートの集計結果ご紹介」の集計作業&プレゼンを 
日本GEの太田垣さんと一緒に担当させていただきました。


日立グループの二人が思わず立ち上がるほどのプレゼン by 太田垣&八田




当日の盛況ぶりは既に竹倉さんがブログに書かれていますので 、
そちらをご参照頂くとして、お手伝いさせていただいたことで
いろいろと勉強になったことを記載したいと思います。
勉強になったということはそれを身につけていなかったということで、
私のレベルの低さを露呈することになるので恥ずかしいのですが、
まぁ事実なので仕方ないとと割り切ります。(自分への備忘録としても)

  1. Facebook便利。
  2. データを活かすも殺すも加工しだい
  3. タイムキーパー大変
  4. 主催者のパワーとセンス大事

1.Facebook便利
  今回の事前アンケートは
2/27(月)にご協力のお願いを参加者に送付し、
3/4(金)までにご回答を頂き、
3/7(水)には発表しなければならないという
タイトなスケジュールでした。

その作業を竹倉さん、太田垣さんという社外の方と
勧めなければなりません。
(しかも、竹倉さんは、海外出張で音信不通になる・・・)
メールベースでは、埒があかない(&退社すると使えない)ので、
太田垣さんとの段取りのやりとりは
Facebookのメッセンジャーが主体でした。

Facebookのメッセンジャーは、少し前にチャットと統合されたので、
その場でやりとりが出来れば、チャットになるし、
相手がBusyであればメッセージとして保留されているので、
あとから回答がいただけます。

「回答全部来ました?」
「とりあえずこちらで集計するので分析よろしく」 
「土曜日中にPPTにするので査閲よろしく」

なんてやりとりをスムーズに出来ました。
(むしろ社内の人とやるよりスムーズ??)

やっぱ、リアルタイムなコミュニケーションツール便利です。
ただ、それを扱うにたる関係が既にあることが大事だと思います。
太田垣さんと私はEGMフォーラムの定期会合の2月と3月の幹事だったり
する関係で最近よく話していましたので、信頼して話を進めることが
できました。そうでなければ、「あいつわかってんのかな?」
とイライラすることもあったのかなと思います。


2.データを活かすも殺すも加工しだい
  私は当初、各項目の回答の比率を円グラフで表示すればいいかな?
ぐらいに思っていたのですが、太田垣さんはきちんと
相関関数で設問同士の関係を踏まえた上でピックアップすべき点を
着実に拾っていました。

「投稿数って参加者で割るんじゃなくて、社員数で割ってもいいんじゃない?」
「投稿数の経年変化にモバイル環境の整備って影響あるの?」
と、たくさんの指摘もいただけたので、
時間や設問数、回答数の制約の中ではかなり良い感じだったなと思います。
きちんと発表出来たのも良かったし、その過程を一緒に体験できたのは
個人的に大収穫でした。

 「手を挙げた人が得をする」の成功体験をまた一つ増やしました。



3.タイムキーパー大変
  30数社が取り組み紹介、しかもそのうち10数社がプレゼン資料を事前に
いただいている(その中には10枚のものも・・)
如何に事前に1社3分間とお願いしているものの、これは大変だぞ・・と
思っていたら、会場設営中(有志は一時間前に集合し準備してました)に
竹倉さんからタイムキーパーを拝命。

エライ方もいらっしゃいますし、いやらしい話、「お客様」の企業もいらっしゃいます。
私が「ストップ!」と言っても聞いてもらえないかもしれない・・

ワールドカフェでおなじみ(?)の
「タイムキーパーが手を挙げたら、参加者全員手をあげて、話者は話をやめる」
  という方法をとることにしました。

  結論としては、おおかたうまくいきました。 たいていの方はきちんと
三分間で話をまとめて頂きました。

日頃のプレゼン慣れもさることながら、運営側への配慮を頂けた
のではないかと思います。
つまり、参加者全員の運営側としての参加意識があったということではないかと



4.主催者のセンス大事
今回の竹倉さんの運営は非常に参考になりました。
NTTデータ内の有志や、EGMフォーラムメンバーに、
きちんと役割を分担させた上、自分の海外出張中にそれを
進めさせてしまうのですから。

そして、それぞれにちゃんと「見せ場」とか「役得」を
みつけてきちんとモチベートしています。

会社に作られた「組織」みたいに業務命令が出せない中、
うまく人を動かす主催者のセンス が枠を超えた活動には
 大事なんだなと再認識しました。
(褒めるのとかめちゃめちゃうまい・・)



実は、上記にあげた
  1.  関係が既にあること
  2.  「手を挙げた人が得をする」の成功体験
  3.  参加者全員の運営側としての参加意識
  4.  うまく人を動かす主催者のセンス が枠を超えた活動には大事

は社内SNS成功の秘訣だなと個人的には思っています。

というわけで私的には大満足の会合でした。
(懇親会には出られなかったけど)
参加者のみなさんにとっても成果があって、
そして、これなかった人、知らなかった人が
歯ぎしりして悔しがるような会合になってるといいなぁ。。