2011年11月23日水曜日

ソーシャルリーマンズのイベントに参加した。

昨日、「第2回私たち企業人はこれからどこに向かうのか?」というイベントに参加しました。

11月22日 第二回 私たち企業人はこれからどこに向かうのか (東京都)

イベントの名称がたいそうだったので、ちょっと自分には合わないかな?と思ったのですが、
副題の 「ソーシャルリーマンズ」というのが如何にも造語っぽくて、気になったので
「迷ったらやってみる」という精神で参加してみました。

結論から言うと、「ソーシャルリーマン」って何かはわかりませんでした

けど、たくさんの収穫がありました。


まず、自分はやっぱりNECが好きなんだなという再認識。
そして、まだまだ面白い人はたくさんいるんだなという発見
何より、自分も少し動いてみようという勇気。


イベントの流れとしては
  1.  主催である「かなりあ社中」さんから、今回のイベントの趣旨と
      「ソーシャルリーマンズ」の説明
  2. 関連したテーマについてのワールドカフェ
という形で進んだのですが、

ワールドカフェの2ラウンド目のテーマが、

「あなたが今行っている社会善はon/offでそれぞれなんですか?」

というモノだったので、

私は

C&Cを使って世界中の人とつながれるようになっているのだから
自分の業務は社会善の一端を担っていると思う。

と言ったのですが、テーブルの人たちがC&Cを知りませんでした。。。

また、他の方が

うちの会社はそれが儲かるか?ではなくて世の中に求められているかどうか?
で製品化を判断している。 社会に貢献していると思う。

とおっしゃっていて、うらやましいと共に、俺もそう言い切ってみたいと思いました。

うちの会社のことをもっと知って欲しい、もっと良くなって欲しいという想いが沸いてきて
自分はやっぱりNECが好きなんだなと再認識しました。
(だめな子ほど可愛い とかじゃなくてね。)

次に出会った人たち。

・かなりあ社中の
臼井さん(会話のテンポが合って話しやすいなともったら似非関西人でした)
塚本さん(EGMフォーラムやワールドカフェでお会いしていてfacebookで
フレンド申請を頂いていたのだけど、プロフィール写真が
別人過ぎて保留していたのは内緒)
高橋さん(直接お話しするタイミングが計れなかったのですが、世話焼きぶりが、
まさにファシリテータの鑑っぽかった。おそらくこの人が要)
山本さん(社内活動でお世話になっていたのですが、
社外だとちょっと雰囲気ちがう(^^)

・参加者も多彩
・川島さん  (お坊さんとコンサルの兼業。。どっちもコーチングだから??)
・伊藤さん  (地球と人類を救おうと壮大なテーマで活動されている)
・高須賀さん (しっかりしている大学生。
「社会貢献したい!では就活勝てません」は名言)
・富沢さん  (テーブルの仕切りっぷりがお母さんのよう。この会社のひとは
人当たりがいい人が多い。社風??)
・松井さん  (業界の人っぽいのか、っぽくないのか。。ただ瞳の奧の闘志が熱い)
・有澤さん  (ちゃんと自分の好きな会社で働いて、その他にも
ボランティアな活動も私の感覚だとこの方が一番リア充)
・竹中さん  (自分の業務が社会善につながるのかと悩める若者。
ついつい諭したくなったけど、そこは自重。)

 EGMフォーラムや社内SNSなどで、結構、カワリモノ(褒めてます!)と
出会ってますが、
 まだまだ、予想外の面白い人はいるものですね。。


そして、動く勇気

今回のテーマは「社会善」 だったのですが、

営利団体である私企業の中では無理だよ。だから別に活動している

という人もいれば、

儲けるためには社会に必要とされていなくては無理で、
つまり営利活動って社会善に直結するよ

っていう人もいました。

わたしのように、社会に善をなす前にまず、
仲間である会社をよくしたいなぁとスケールの小さい人もいます。

そもそも、「善」なんて、時と場所で変わるじゃん! って考え方も。

そうしたら、やっぱり 「やったもん勝ち!」なんだよなぁと
つべこべ考えてても先に進まないし。









というわけで、ブログに書いてみました。

Facebookページも有るようなのでみなさんもぜひ見てみて下さい。
もやもやします。。。

ソーシャル・リーマンズが行く!


※私信 昨日お話ししたEGM忘年会はこちらから申し込み下さい。
EGM忘年会2011
もっともやもやするかも・・
※あくまで主観的メモ
 ・笑いを取るときにはきちんと取るのが大事。
 ・参加者の粒度をそろえるのも大事
 ・田口さんのモデレータはやっぱり巧いんだと再認識
 ・リーダーシップがあると場は安心する。
 ・関西人ってやっぱ、おもろいこと考えるやんな。




2011年11月3日木曜日

EGMとFCがやっぱり似てるわけ。(今度こそ)

前の投稿EGMとFCがやっぱり似てるわけ。(EGMサミットAutumnを終えて)
では、タイトルと内容に齟齬があったので書き直し。
(本題に入る前にサミットの内容を少しでも書こうと思ったらそれだけでおなか
いっぱいになってしまって・・)


で、あらためて EGMとFCが似てるわけ(似てる点)について私なりに。

  1. 新しいことをやる場所(取り組み)である。

    これは、みんな、「あったりまえじゃん」と思うかもしれません。
    既存の枠組みで出来なかったことをやろうというものです。
    これを大前提として考えると様々なノイズが気にならなくなります。
  2. 従来のやり方で解ける問題(すんでしまうこと)は扱わない。
    1の続きみたいなものですが。

    たまたま、サミットが終わったあとの
    11/1に東京海上日動システムズさんのFCにも
    お邪魔しましたが、そこのかたも同じことをおっしゃってました。
    「通常の会議はココではさせない」

    私はEGMも同じだと思っています。
    よく、「メールで良いじゃん」とか、「ポータルサイトで良いじゃん」と
    言われるのですが、そういうならそうなんでしょう。
    (心の中では「あなたにとってはね」とつけますが、)
    従来のやり方ですんでいるものをこちらに変える必要はないと思います。
    どちらも手が込んでて、非効率です。生産性を上げるものではないと思っています。

  3. 主体的に動く人が得をする。(やっている人が楽しんでいる)

    これもやっている人は「あったりまえ」だと思いますが、
    FCについて話される方々の話を聞いて、
    「色んなことに取り組んですごいなぁ」と思いつつ、
    「この人たち自身も楽しんでいるんだな」と感じました。

    EGMでも結局、得しているのは運営側(&ファシリテータ)の人たちです。
    EGMで成功を収めた竹倉さんがFCの運営にのりだすのも頷けます。
  4. だからこそわかってもらうのが難しい。
    これは、経営層にも利用者にもですね。
    今までと違うことを今までと違う方法で行う。しかも情報は胴元に集まってくる。
    これを如何に公開し、還元するか。
    今は、新しい物好きの利用者と
    「よくはわからないけどお前が底まで熱く言うなら」と理解を示してくれる経営者に
    支えられている気がします。

逆に違う点
  1. FCは先に目的がある。
    これは、EGMサミットで野村さんや岩井さん、櫻井さん 茨木さん
    (サミットの並び順です。念のため)が何度もおっしゃってましたが

    「FCは目的(解くべき課題)が先にあって、そのためにFCディレクターが
    様々なメソッドを駆使して解決に当たる」

    私の考えているEGMは
     「課題すら気づいていなくても誰かがそれを教えてくれる」
    活動を可視化することによって、第三者に助けてもらう。
    私の勉強不足かもしれませんが、FCだとディレクターの知りうる範囲の
    多様性でしか問題が解決出来ないような気がします。
    「集合愚」なんて言葉もあるので、多様性が高ければ良いってもんじゃ無いと思いますが。
  2. ディレクター(運営者)の力量のウェイトが大きい。
    これも1の続きのようなモノですが、
    FCはディレクターのデザイン力にかかっている気がします。

    EGMはパワーユーザーやファシリテータと呼ばれる人が自然発生して
    助けてくれることが多いです。
    (もちろん、彼らを意図的にどうやって見いだすか、育てるかというのが
    運営側の力量でもありますが、私は自然発生に助けられています)
  3. FCはF2Fだから受け入れられやすい。
    これは、大企業の場合だけなのかもしれませんが、
    オンラインが主体である(オンラインだけじゃないよ)EGMと
    オフラインが主体である(オンラインを駆使している人も多いですが)FCでは、
    ウケが違います。(とくにお年寄りの)

    「見たことのないモノ」を信じるのは難しいのでしょうね。

    10/28のEGMサミットの山下社長の講演の中でも
    「2ちゃんねるのようにならないために」という表現が出てきました。
    あれだけご理解のある方ですら、一部のやんちゃな人たちだけをみて、
    魔の巣窟のようにオンラインを畏怖するのだなぁと感じました。

 以上、現時点での私の感想です。FCもEGMすらもまだまだ勉強中なので
今後、コロッと意見が変わることがあるかと思います。そうでないと成長できないし。

※EGMの立場から、オンライン、オフラインの区別も含めて書きましたが、
FCの方々はツールとしてオンラインを使いこなしていらっしゃるように思いました。
そういう点においてはあちらのほうが成熟しているのかなとも感じています。

関連リンク
つながりが、想いを育み、行動を呼ぶ ~ EGMサミット2011 Autumn 語録集 - 【ヒト感!!】

EGMサミット2011 Autumn - PachiチョイスのShibotter - Togetter
ロサンゼルスMBA生活とその後 : EGMサミット2011 Autumnに込めた想い
なおきさんのブログ : 新しい未来に向けて~EGMサミット2011 Autumn参加報告
 「EGM×フューチャーセンター」は「想い×対話×気づき」 (Pachi -the Collaboration Energizer-)