2009年10月25日日曜日

EGMは深夜番組?

社内SNSなど、社員が自発的に情報発信、共有するものをemployeeのmediaだ!と福岡さんがおっしゃったとき、何となく腑に落ちるものがあった。

これまで、社内で情報共有される情報の多くは、良くも悪くも上長などがフィルタをかけたものだったし、そのためには、きちんと整理された情報である必要もあった。

だけども、社内でSNSやブログなんかをやってみると、当然のように、インターネット上のそれと同じく、ささいな気づきや、とりとめのない話も出てきた。(そんな雰囲気作りにも苦労はしたが)

そんな普通は取り上げられないような情報が、新しいきっかけを生みそうな気がした。
それがある人にはノイズに見えただろうけども。

・・なんてことは、どなたもご存じで、あるいは社内で体験されたことだと思います。
今日書きたいのは、じゃあ、深夜番組はゴールデンに進出すべきなのか?ということです。



たとえば、「社内SNS」という言葉を考えた場合、「全社で使っているもの」というニュアンスが無いだろうか?ボトムアップ的に始まったものでも、「いずれは全社員を対象にするんでしょ?」って思ってしまいませんか?アングラでやってても、しかたない、みんなの目にふれなければ。。

だけど、その特異性ゆえにウケていた情報は、「みんなが見るところ」への
昇格のためには、とんがったところをそぎ落とす必要が出てくる。
結局、それでつまんないものになってしまう。

深夜放送でおもしろかった番組が、ゴールデンに移ってつまんなくなるように。
レア芸人がレアじゃなくなったら、つまんなくなるように。

じゃあどうするか?
テレビと一緒の解決方法を考えてみる

・ゴールデンタイム自体を深夜に引っ張ってくる
・賞味期限の短いものでも数を並べて勝負する。

このあたり?

2009年10月12日月曜日

事件は会議室の外で起きている」という定義

わかりきったことだけど、事件は現場でおきる。
そして、現場っていうのは、やっぱりオフラインの場です。

オンライン上でどんなに交流を深めても、
情報を共有しても、議論を戦わせても、
やっぱりそれを外に出さないと「成果」は出てこない。

なぜか??

「成果」はオフラインで出るものだと定義されてしまっているから。

わかりきっていることだけど、それを忘れていると
「なかなか成果が出ない」と悩むことになります。

そうならないためには、
(1)成果を外で出そうとする
(2)成果の定義を変えてしまう。
のどちらかが必要。

ソーシャルメディアの蛸壺化

インターネット上では、様々なソーシャルメディアがありますが、
最近、自分の使い方が、蛸壺化してるかなとよく思います。

昔は、新しいメディアを知ったら新しい人脈
(一方的にフォローするだけというのも含めて)を
開拓していましたが、今は知人がいないかなと探し、
それを見つけるとフレンド申請などをして、結局
昔ながらの輪の中にとどまってしまいます。

新しいメディアの中かつての輪を維持しつつ・・
新しい人脈を開拓して・・
ということができれば理想的なのですが、
トップページやマイポータルが旧友で埋まってしまい、
新しい人の情報に触れることが難しくなってしまいます。

では、メディア毎に人脈を分けて・・・と考えても、
やっぱり新しいところで一人でポツンとしているのは嫌だし、
あちこちを閲覧するのは面倒です。

どうしたら、解決できるかなと思いつつ、
新しいメディアに登録しては、旧友をさがしてしまっています。