2013年12月20日金曜日

ナレッジワーカーと働きがい。

"働きがいダイアローグ~ナレッジワーカーズ・カフェ"に参加しました。

"ナレッジワーカーってなに?"って方は以下のイベント告知文を参照下さい。

私が、このイベントに参加したのは、
1 WHO
 塚本さんや八塚さんが主催をやってらっしゃるんで、面白そうだなと思った。
 佐藤さんや前田さんが参加されてるので、恐らく品質も良い(私に合う)と思った。
2 WHERE
 場所がコクヨさんのエコライブオフィスで、近くて快適なところなこと。
3 WHAT
 自分や周りにとって、"働きがい"ってなんだろう?と最近よく思っていたので、テーマに興味があったこと。
4 WHEN
 師走のスケジュールの中で、幸いにも空いていたこと
などが理由です。

結果としては、平田さんや荒井さんのプレゼンは素晴らしく、fishbowl もどんどん人が入れ替わるなど、凄く活発で楽しかったです。

ナレッジワーカーとは、旧来の知識を目的とした人(=差別化のために知識を隠す必要がある人)ではなくて、知識を手段にして世の中を変えていく人
という話が自分では腹落ちしました。

頭で考え、胸を踊らせ、腹を据えて実行する。

そんな風に行動できたらいいなと思います。

そのためには、荒井さんのおっしゃる通り、「胸が騒ぐような暗黙知を獲得できる環境に身を置く。」ということなんだと思います。

ドキドキすること、やめられない!(c)リンドバーグ


2013年11月26日火曜日

EGM summit2013 後夜祭

EGMサミットの振り返りということで後夜祭を行いました。
振り返りかたとしては、
1 よしおかの法則を意識する。
2 KPTを使う。
という方法で進めました。
膝詰めで、ビール片手にいろいろ話せて良かったです。

ファシリテーターを務めてくださった佐藤さん、会場を提供してくださった竹政さん、他、参加者のみなさんありがとうございました。
簡単に、今回の後夜祭のKPTを。

KEEP 
やっぱり振り返りは楽しい。一度のイベントで二度おいしいので、いろいろとやりたい。
よしおかの法則もよい。
主催者、発表者、参加者と視点をずらすことでいろいろわかる。

PROBLEM
最初からビール片手は、個人的には思考が回らなかった。一杯目はノンアルにしとけば良かった。
開催日の調整や連絡なとがスムーズでは無かった。

TRY
イベントの企画と同時に後夜祭の段取りも決めておきたい。

以下は、後夜祭で出たKPTです。


2013年11月3日日曜日

EGMsummit2013 Autumn感想

こんにちは、今年もEGMサミットを行いましたので、自分用にメモしつつ共有します。

イベント概要
  • EGMサミット2013 Autumn「コミュニティってなに?!」
  • 日時:2013年10月30日(水)15:00-19:45
  • 場所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル 1階
  • 詳細はイベントページをご参照ください
EGMサミット2013 Autumn - EGMサミット参加者コミュニティー | Doorkeeper



まず、私の感想を言いますと、なかなか得るものが大きかったと思います。

■プレゼン内容について

 冒頭のLTは、以下の通りでした。(青字は本選出場者)
 
1 ハイタッチ八田 善意に引き裂かれるコミュニティ
2 佐藤 宏樹 初心者のためのコミュニティ選び
3 杉浦 直樹 いかにコミュニティの自己組織化を促 すか?
4 西堀 「遊び」を許さない企業SNSで成果を挙 げることは可能なの?
5 神垣 崇平 私見、EGMフォーラムというコミュニ ティ
6 佐藤 智子 コミュニティーとは旅なのである ※欠席
7 竹政 昭利 コミュニティを構成するメンバーの多様性とイノベーションに関する考察
8 西村 美奈子 コミュニティ・コミュニティ・コミュニティ ~時代は今第3のコミュニティ~
9 しのざき プロジェクトとコミュニティについて
10 よしおか コミュニティー形成のアンチパターン
11 前田 直彦 コミュニケーションのアーキテクチャを設 計する
12 福岡 秀幸 ほんの些細なことで一夜にしてコミュニ ティは崩壊する。そして崩壊し始め た コミュニティは再建不可能。ギブアンド ギブンとモチベーション3.0。 その時 ギーク達に何が起こったのか。
13 八木橋 パチ 企業ソーシャルの未来を妄想する
14 植木英雄 知のコミュニティをつなぐ利他のマイン ドとは?
15 南日 智恵 感動を生むコミュニティ あるスポーツ系コミュニティの話


 私のプレゼンとしては、2分以内でみんなで”ハイタッチ”ができたので、良かったです。
 個人的に気になったのは、 
  佐藤さんの、去年はサミット参加者だったのに、今年は主催者に回ったのはなぜ?という話
  西堀さんの社内SNSの話
  福岡さんのコミュニティの持続性は、みんなの許容範囲のandの領域が必要という話
  植木さんのマズローの欲求段階の拡張の話
 などが聞きたかったです。

本選で聞いた話は、どれもが興味深く、今後それぞれ掘り下げていきたいと思いますので、あえてここでは書きません。(blogネタげっと)
  

■運営について、
 みなさんのプレゼンの内容もさることながら、サミットの主催、運営としても大きな収穫がありました。それは、今回は、以下のような、いつもと違う点があったからです。
1 EGMフォーラムの変化に伴い、扱う対象がいわゆる社内SNS(のようなもの)じゃなくて、
  コミュニティ全般になったこと

2 あらかじめ決められた登壇者がプレゼンを行うのではなくて、メンバー全員がLTを行い、
  参加者全員で投票して、上位4名がその後のプレゼンやパネルディスカッションを行う方式と
  したこと

3 会場がフォーラムメンバーの所属企業の所有するものや、レンタル会議室ではなくて、
  ご厚意でお借りしたものであること。

それぞれが、私にとって、事前の想定通りだったり、予想外のことを起こしたりしたのですが、
そのことについては、有志の方たちと後夜祭を行うことにしましたので、
もし、お時間都合のつく方がいらっしゃったら、ぜひ、ご参加ください。

【非公式スピンオフ】 EGM summit 2013 Autumn 後夜祭


他の方もblogを書いてくれていますので、そちらもご参考ください。

なおきのブログ : EGMサミット2013 Autumn「コミュニティってなに?!」参加報告(10月30日)

妄想力で2035年を見てみた - EGMサミット2013

2013年8月4日日曜日

ソーシャルウェアの力を再発見。エンタープライズソーシャル・フェスティバル 2013 に参加しました。


8月1日に行われたエンタープライズソーシャル・フェスティバル 2013(ESF夏)に
参加させていただきました。

イベントの存在は、Pachiさんのfacebookでの書き込みで知ったのですが、
大川さんや岡村さんなど気になる方のお名前も見えたので、すぐ申し込みました。

6月末のOpenJIBIKIのおかげで、Peatixにも慣れていたので、すぐ申し込めました。

<セミナー概要>
■講演
   - 『組織を動かす新たな力』
     株式会社 ソフィア 森口 静香 
   - 『コラボレーションに必要な”協力”というインセンティブ』
     株式会社 CSK Winテクノロジ 前田 直彦
    - 『エンタープライズ・ソーシャルウェアに必要な3つのこと』
     日本アイ・ビー・エム株式会社 大川 宗之
   - 『ゲームの力で仕事を楽しくする』
     株式会社 ループス・コミュニケーションズ 岡村 健右

■ベンダー各社による2分間のライトニングトーク

■パネルディスカッション
  モデレータPachiさん+上記の方々。

資料が in the loop のfacebookグループにて共有されていますので、
詳細については、そちらをご覧ください。
https://www.facebook.com/groups/inthelooop/
(非公開グループなので、参加リクエストが必要です)


さて、私なりに印象に残ったことを書きます。

■講演
 最初は、森口さん

懇親会でお話ししたときに、「私だけIT系じゃなくて。。」とおっしゃっていましたが、
「さまざまな社員との接点を使う」という森口さんの意見が、
最もInformationTechnorogyっぽいなと感じました。 

○プレゼン概要

今の企業内には、
 1 セクショナリズム、2 指示待ち体質 3 聞こえない 届かない の 課題があり、
もはや企業風土として定着してしまっている。

だけども、経営側が求めるのは、
 全く反対の、イノベーション、チャレンジ、変革

その明らかなGAPを埋めるには、
 相手の心に響く、相手が動くコミュニケーションが必要。

しかし、社員には、
 和を重視する調和型 業務重視のフリーズ型 目的志向の行動型 スキル重視の研究型
などがあり、それぞれで求めるものが違う。

それぞれの琴線に触れる部分がある。

だから、様々な社員接点を使う。
表彰、ナレッジ共有、何か一つではなく、すべてを駆使する。万能薬なんてない。

その一つとしてとしてソーシャルウェアには期待している。

だけど、PCで仕事していない人もいる。(労働人口の36%)
この人たちをどう巻き込むか、回答の一つはHUBになる人の活用。


次に前田さん

 前田さんのキーワードは、ずばりインセンティブ。
 人の働き方を変えるには強烈なインセンティブが必要。

 ひとは、メリットよりもリスクを過大に評価する。
 よくわからないソーシャルを始めるのはリスク。
 だから、ソーシャルを使おうとしない というのは、目から鱗でした。

○プレゼン概要
 ESN成功の秘訣は、
  相互に意思を伝達できる人の存在 コラボレーションへの意欲 目的の一致

 ESNを成功させる5つのステップ
  
  共通なビジネス テーマの設定
  発言が推奨される企業文化の醸成
  発言によりつながりが強化される仕組みなど。


※冒頭にお話しされた、Blue Bottle Caféで
”Blue Bottle Café would like to thank UCC Ueshima Coffee Company”と
サイフォンに書かれているという話は、こちらのブログでも記載されていました。

http://sfbitebite.com/blue-bottle-cafe/


そして、大川さん
Pachiからお名前をうかがっていましたし、blogも見せてもらっていたので、
 話を聞くのを楽しみにしていた中のおひとりです。
 わかりやすく核心をついた資料と、流れるようなプレゼン技術で、
 思わず「CONNECTIONS下さい」と発注しそうになりました。

 懇親会でお話しさせていただいた時にも、ソーシャルウェアで企業を活性化させるには
 どうすればいいか、それに対する自社他社ツールの強み弱みなども押さえておられて、
 この人に任せておけば安心だなと思わせるものがありました。
 
  
○プレゼン概要
 (挙手を募ったあと)今日の参加者の7-8割がツールベンダーやSIer。
 現状のソーシャルウェアの状況を表していると思う。

 これまでの方のプレゼンの通り、透明力を支えるツールが必要。
 では、グループウェアと何が違うのか。3点。

1 発信しやすい
   しかし、フロー情報が中心。 ストックの仕組みも必要。ファイルをいかにソーシャル化するか。
 ソーシャル化の鍵は、フィードバック。
 アクセス履歴、いいね、コメント。
 ハードルの高さとモチベーションは比例する。いろんな仕方を用意する。
 そして、社員のエンゲージメント力を高める。

2 探しやすい
   情報の洪水に対応する。
   タグで絞り込み、ソートで浮き上がらせる。
   複数のタグで抽出しランキングする。
   タグもランキングも利用者の行動が源泉。

3 気づきやすい
   いわゆるFOLLOWの力。 情報と行動が飛び込んでくる。
   行動の情報も必要ということで、アクティビティストリームと呼んでいる。
 優秀な営業をフォローすると背中が見える。
  フォローは人だけでなく、ファイルやページもフォローする。

 イイねは、情報の拡散にも役立つ。可視化のプラットフォーム。

最後はこの言葉で終える。

「伝統的な労働力体制の下にあっては、働く人々がシステムに仕えたが、
 知識労働力体制の下では、システムこそが働く人々に仕えなければならない

 - ピーター・ドラッカー


最後に岡村さん。

ゲーミフィケーションのテクニック的な話が聞けるかなと期待していたのですが、
良い意味で裏切られました。

冒頭にFacebook 社 - Salesforce でソーシャル化を実現の動画。



これを見て、私たちは現状のadd-onとしてソーシャルウェアの導入、推進を考えているけど、
実は、世の中は既に変わっていて、それに追いつかなければいけない。
ソーシャルウェアを導入・活用しないことは、すでにリスクなんじゃない? と思いました。

これを社内の人たちに認知させれば、前田さんのおっしゃるリスク回避の論理で、
みんなこぞってソーシャルウェアを活用するようになるのでは。。。


また、業務の効率化、イノベーションを創り出す、オープンな会社にする という目標は、
会社の都合であって、社員自身が価値を感じる施策が必要 という話も、なるほどなと思いました。


○プレゼン概要
 facebookは結局何をやっているか? 
 バッジで感謝し、褒める、評価し合う 楽しみながら。
 ゲームはなぜハマる?(フロー理論)
 そのなかで、 明確な目的と、活動に本質的な価値がある、ことは重要。
 

■ライトニングトーク
  2分しか持ち時間がないなかで、どんどんプレゼンが進んでいくのは非常に面白かったです。
  参加されたのは、 以下のサービスの方々でした。
  オーシャンブリッジ(Zyncro)  ガイアックス(Co-work)  セールスフォースドットコム(Chatter)  ユニークビジョン(ベルーガ) サイボウズ(サイボウズ式) シンクスマイル(CIMOS)  電通国際情報サービス(spigit) エルイズビー(tasktalk) Sansan(Sansan) wantedly(wantedly)

■ パネルディスカッション
  いよいよPachiがモデレータとして登場。プレゼンで登壇者たちの立場の違いは、
  わかりだしてきたので、面白そう。。と思ったのですが、
  時間が少なくかなり、巻きの状態になってしまいました。ちょっと残念。

  少ない時間で選ばれたお題は、いずれも本質的なものでした。

  猛獣たちを従えて、Pachiのモデレータぶりはさすがでした。
  (猛獣たちがかなり空気を読んでいるような気もしましたが。。)
  

○パネル概要
  ・エンタープライズソーシャルの成功例は?
   岡村さん 20社くらいいれたけど全て失敗。これから。
   大川さん  教育関係で成功事例はある。全国でバラバラに作っていた教材の共有が
          はかれたなど。
   前田さん SCSKでは、毎日くだらないことが書かれている。けど、思ったことが書けるという
         良い雰囲気になってる。人材の引き止めに役に立っている。
   森口さん 営業さんがお客様の質問をその場で答えられたという事例はある。


  ・いわゆるボトムの二割をESNは変えられるか?
   岡村さん 施策としてはみんなの仕組みが必要だが、みんなが使う必要は無い。
   大川さん  二割とか年配が積極的に発信するのは無理。 リードオンリーでも価値がある。
   前川さん  すごい人の影響力はあると思う。出来る。
   森口さん  そもそも、なんでその人は腐っているかが問題。理由はそれぞれ。
          適切な処置はするが、結果は必ずしも出ない。


帰りがけにPachiの言ってた言葉が印象的でした。

この人たちはProだから、一緒に仕事をしていると気持ちいい。

結局、人とその熱意だよね ってことで気分よく帰途につきました。


2013年6月24日月曜日

未来の働き方と友人の挑戦


ちきりんさんのブログをよく読ませてもらっているので、買ってみました。


未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる
ちきりん
文藝春秋
売り上げランキング: 17


結論としては、かなり面白かったです。

読んでない方の楽しみを奪わない程度に自分のメモもかねて、投稿したいと思います。


まず、今起きていることは産業革命以来の大変革だよねという説明があります。




次に 、その変革の中で個人の人生設計も変えなきゃいけないよねという話。


それこそがまさに、ワークライフバランスなんだ。



そして、それは、何も特別な人しかできないことではなくて、誰にでもできることなんだ。

むしろ、今行動しないことのほうが、リスクが高いんだ!






めちゃめちゃ端折って言うと、そういう内容でした。
本文の中には、いろんなデータや例が引用されていて、
では、その自分だけオリジナルの人生をどう作っていくか、
ということまで書いてあります。 ぜひ、ご一読ください。


それで、・・・・ 個人的に一番、ビックリ&有意義だったのは、

人脈もストックではなく、フロー(を獲得する力)が重要

ということでした。

そういえば、最近、なんとなくダンバー数に達した人間関係に甘えて、社内外ともに
人脈を創れてないなぁと思います。


折しも,また元気な友人が新しい挑戦を始めます。


クリックするとその他の活動も見られます。

私も次の人生のために、自分のやりたいことにフォーカスした活動をしなければ。

けど、当然、私の活動は一人でなんて、できません。

皆さんのところに、面白いことやらない? って相談に行きますのでよろしくお願いします。





2013年6月8日土曜日

透明な組織と半透明な自分


facebookのタイムラインで以下のブログを見つけました。

社内ソーシャルは組織を透明になんかしない - コラボレーション・エンジニアの考える日々


社内ソーシャルが組織を透明にするのではありません。透明になろうとしている組織が社内ソーシャルで透明になるのです。

わたしは、透明な組織なんて、無味無臭、人畜無害で嫌だなぁ。というのが率直な感想です。

きっと、経営層のいう”風通しの良い組織”ってのは、透明な組織なんだろうな。
社員はガラス張りの中で仕事をさせる。
自分たちの指示がアッという間に全社に伝わる。


私が望む社内ソーシャルはむしろ逆です。 

赤みがかったり、黄色っぽかったり、営業や研究者や経理など、
今まで自分が持ってなかった視点でいろんなことを見せてくれる。
そういう空間。

社内ソーシャル以前は組織間、個人間にあるのは真っ赤な壁で、
その先が見えなかった。
けど、それが半透明になって・・というのをイメージしています。

そしてその効果を実感しています。


かつてのメールやグループウェアはガラス張りを押し付けてきているのがわかったから、
そういう用途には使われなかったんだと思います。
むしろどんどん相手を絞って閉鎖的になった。

そして、今後はボトムアップな雰囲気でソーシャルウェアが広がっている。。。

いま、自分が使っている(使おうとしている)ソーシャルウェアがどんなものなのかを
意識していないと、知らない間にガラス部屋に放り込まれているかもしれません。


けどね。。。。

透明な組織にしたからって社員の気持ちや会社の風土が見えると思うなんて、カワイイですよね。

かんじんなことは、目に見えないんだよ サン=テグジュペリ

2013年4月21日日曜日

伝えることの難しさ 愉しさ


今日のテーマは、”伝えることの難しさと愉しさ”です。

※この投稿の目的
 伝えることって難しいのが当たり前で、だからこそ愉しいと気づいた私が
 そうじゃない行動をしたときに、このブログを読んだ人に、
 ”書いてたことが出来てないよ”と言ってもらう。




きっかけはナイスミドルの会


これを書こうと思ったのはナイスミドルの会でのやり取りがあったからです。

ナイスミドルの会とは
"ミドル層が若者とのコネクションの役割をちゃんと果たそう"
先達に受けた恩を次の人に返そう
イマドキの若者は・・・なんて言ってなくて、きちんと伝えて行こうよ
という会です。
ご興味のある方はナイスミドルの会準備室 にアクセスください。(承認制ですが)


ナイスミドルの会では、どんな活動をしていこうかということを
検討する第一回の会合の前に”たたき台”として作ったのがこの資料です。




私としては、それぞれの参加者が”こんなことをしたい”というのを
持ち寄って、その中から活動内容を決めていけばいいかなと思っていたのですが、
全員から”主催者のお前は何がしたいのか?”と聞かれて
その後3時間ほど ずっと、6人対私で、話を続けることになりました。
その結果、私がまとめとして作ったのがこちら。




事前にメンバーには共有したし、
この資料を元にしていよいよ第二回の会合で、
具体的な活動について話そう! と思ったのですが、
やっぱり伝わりきらないということで、再び
6人(前回から1人欠席1人追加)対私で議論をすることになりました。
今回もやっぱり2時間強ほど、かかりました。

で、なんとか
”なぁんだ、八田さんが言いたいことはそういうことだったのか?”
というところまでは共有できました。




伝えることの難しさと愉しさ

今回のことを通じて”伝えることの難しさと愉しさ”を痛感しました。

■難しさ

 1 まず、”何を伝えたいか”をきちんと伝えること

   私としては、受けた恩を下に返すなんて当たり前で、前提として伝わっていると思っていた。
   そのうえで、それを実行するのが、なかなか難しい世の中であることも事実なので、
   ”どう行動に移すか”を一緒に検討したかったのですが、
   そもそもの前提の部分の共有ができていなかったので、
    ナイスミドルってなんだっけ?とかそれでいいんだっけ?とかという部分と、
   私が話したいどう行動するかで話が行ったり来たりしてしまった。
   しかも私を含めて全員、そのことに気づかない。
    (後述の通り、私の目的とか立ち位置が定まってなかった) 
  
 2 自分の立ち位置を明確にすること

   第一回の会合のときに、”この会のリーダーは八田さん”と言われたのですが、
   コミュニティのリーダーとして何をすればいいのかを理解していなかった。
   ま、いつもの通り見切り発車でした。
   
   コミュニティってなんだっけ? は、杉浦さんのblogが参考になります。
   2013年コミュニティ間の創発が始まる:ビジネス・コミュニティ四原則

      この部分については、次回以降に書きたいと思います。


■愉しさ

 1 仲間の有難さを再認識

   今回は”ナイスミドル”っていうコンテンツに集まった方々なのかなと思っていたのですが、
   それだけでなく、
 
   ”八田がなんか始めた!”ということで時間を割いてくれた人も多かったようです。
   それも、
    ”面白そうだからついていこう”という人と、
    ”危なっかしいから面倒見てあげよう”という
   2種類の人がいたようです。
 
   
   まさに、自分が引っ張られて、引っ張ってというミドルの位置にいることを認識しました。
  (自分では、まだまだこう見えて”元気な若者”のつもりだったので、前者の視点はなかった)

   どうせミドルなんだったらナイスミドルを目指したいと思いました。
   


 2 伝えようとする中でこその気づきがある。

   今回は、腹を括って話せる人たちばかりだったので、自分が気づかない本音も出てきて
   (あるいは創られて)かなり有意義でした。
   前提として、”この面子だから”というのが大きかったと思います。
   じゃあ、そんな仲間をどうやって作ればいいのか? というのが新たな課題です。

   今回は、自分が集めてしまった(会の間、ずっとみんなゴメンと思ってた)
   という責任があったので、できるだけ本音で話して後悔しないようにと思いました。
   
   普段から腹を割って話すほうだとは思っていて、包み隠さず現状の想いを共有するのですが、
   それでは、なかなか理解が得られません。

   そんな中、

   ”自分がやってもらった良いことを伝承してくだけなら
   TweetしてたくさんRTしてもらえばいいじゃないか?”
   という意見も出てきます。
   
   私が思っている”伝わった”状態というのは、相手の行動に影響を与える状態です。
   (ということに、話しながら気づきました)

   つまり、伝えようとするときって、相手に何かしてほしいんです。



   結局 それだけでは足りなくなり、さらに踏み込むと、今だけではなく、
   自分の馬鹿さがバレて将来にもいろいろ影響しそうだったので、
   そのためには腹を括る必要がありました。
      (結論からいうと、既にバレていて、杞憂でした。)

   そうすると、結局、自分が今、何をやりたいかだけではなくて、
   何が大事か、相手に何をやってほしいかをもう一度考えざるを得なくなりました。
   (ここがLIVEなのが一番きつかった)

   そのことこそが、”伝えようとすること”の大きなメリットだと思います。
   
   


 3 伝わるとうれしい!!

   残念ながら、この部分には、至っていません。 
   パチン!とはまった時にはうれしいんだろうなと想像。
   



最後に・・・ 行動に移す


 今回の件で、”伝えることは行動を促すこと” という認識を持ちました。

 これって、”気づくだけじゃなくて行動につなげよう”という 私の今年のテーマにピッタリです。
 なので、これからもっと意識的にそれを行っていきたいと思います。

 まず ”伝える”ときには、”何をしてほしいか”をはっきりするように心がける


おまけ 
  ”恩送り”という言葉があるそうです。 
    いままで知らなかったのにひょんなことで見つけました。
 
   恩送り-wikipedia

ブログって続けるの難しい


何回も何回も、きちんとブログ書こう、書き続けようと思うのだけど、そのたびに挫折します。
私はいつも人と話していると、自分の考えに気付くひとなのですが、今回もその理由に気づきました。

【この投稿の目的は自分へのメモですが、肯定的、否定的に受け止める方々の何かの気づきになれば幸いです】


簡単に言うと以下2点

1 ブログを書くのが面倒。
2 書くメリットが少ない。


1 ブログを書くのが面倒

これは、正確にいうと、ブログを書くのに、パソコンを立ち上げるのが面倒ということです。
FacebookやTwitter、Tumblr、メールチェックなどはすべて
iPhoneで済ませてしまうので、家でわざわざPCを立ち上げることが少ないのです。
せいぜい、週1回あるかないか。。。
    
   VistaからWindows8に変えて、PC立ち上げるのがものすごく速くなったので、
   もっと頻繁に使うようになるかなと思ったのですが、そうでもなかったです。
    
   iPhoneでブログ投稿できるアプリもあるようですが、なんかイマイチ・・


2 書くメリットが少ない。

そもそも、私が書くのは、基本的に自分の気づきや感情の備忘録です。
そこに、他の方のコメントが付けば、自分にとっても新しい発見になるし、
    モチベーションも上がるかなと思って投稿しています。
で、その程度の用途であればFacebookなどで十分だと思っていました。


うわぁ・・これって社内SNSをやらないたちの言い訳と似てる。。。
道具ありきで考えるから・・・

というわけで、もう少し目的ありきで、ブログと付き合っていきたいと思います。

2013年3月17日日曜日

【脱・あきらめマインドの秘策】セミナーに行ってきました。



3/15に行われた、
【若手・ベテラン社員「脱あきらめマインド」の秘策】
(主催:日経BPマーケティング、共催:ToBeings)
というセミナーに参加しました。


セミナーの詳細は、右の画像をクリックして、
紹介ページをご覧ください



私が参加した動機は、最近考えている、ナイスミドル(もっと、ベテラン社員が、トップと若者の”継ぎ手”になろうという活動)の参考になるかもしれないと思ったからです。


結論から言うと、参加前に思っていた内容とは少し違いました。
けど、ものすごく有意義でした。 

今後のナイスミドルの会の活動や、私自身の生活に大きな影響を与えたと思います。


内容は、
管理職前のベテラン社員には、表面的には、先が見えてしまったことによるモチベーションダウンや、新しいチャレンジに対するあきらめ感が蔓延しているように見えます。また、次世代の管理職となるはずの若手社員の一部には、プライベートで見せている情熱とは裏腹に、仕事に対しては妙に冷めてしまっていて、与えられた仕事をこなす以上のやる気がなかなか見えて来ないように見えます。
という状況に対して、以下に接していくか?というものでした。

(私は、ベテラン社員があきらめマインドの若手にどうアプローチするか?という内容だと思ってた)


このセミナーで、私が得たものは、2つです。

1つ目は、 ”あきらめ層をあきらめるな
2つ目は、関係の質の改善のためには場の質が最重要




1つ目の”あきらめ層”というのは、 上述のベテランや若手のことです。
(セミナーでも講師の橋本さんが、こういうレッテル張るような言い方は望ましくないのですが、
他に良い言葉が見つからなくて・・とおっしゃってました。
 私も便宜上、この言葉のまま記載します)

セミナーの中でロールプレイをしたのですが、”あきらめ層役”の方々の演技が
素晴らしくて、何回も途方にくれました。 
けど、あきらめずに対話を進めていると、すこし糸口が見えてきました。
 
そこからはズルズルと辿って行って、ついに穴から引きずり出し、
最後は、一緒に日本を支えようぜ!ってところまで持っていきました。

ロールプレイ後、それぞれのシナリオを付け合せて、検討したのですが、
全員、”ファシリテータ役の方が一生懸命、若手の言葉を拾ったのが良かった”と
いう意見でした。

やっぱり、”あきらめたらそこで試合終了”なんです。


2つ目の関係の質というのは、
Daniel Kimさんの「成功循環モデル」というものに出てくるそうです。

関係の質→思考の質→行動の質→結果の質
が、循環して影響するというモデルなのですが、

実は、関係の質を改善するためには、
そこが、安心・安全な場であることが必要だそうです。

今回のセミナーのグループ5人は非常に打ち解けていて、グループ討議もなかなか有意義な内容になりました。

最近、知っている人がいないイベントに出かけることは少なかったので、私もかなり緊張していたのですが、
なんで、こんなにもいい関係になるのだろうと思ったら、”場”が良かったんですね。

ソーシャルメディアに携わっていて、ワールドカフェなどにも参加したことがあるので、
少しは分かっているつもりでしたが、改めて実感しました。


頑張って書き留めたノートには、まだまだいろいろとキーワードがあるのですが、
うまく言語化できないので、中途半端にお伝えするのは控えます。


>グループのみなさん、
 今回は非常に面子に恵まれました。本当にありがとうございました。
 また、どこかでお会いすることを楽しみにしています。
 社内SNSについての疑問や相談はいつでもご連絡ください。


>講師の橋本さん
 話の幅が広く、プレゼンがうまくて、かなりわかりやすかったです。
 ありがとうございました。