2013年4月21日日曜日

伝えることの難しさ 愉しさ


今日のテーマは、”伝えることの難しさと愉しさ”です。

※この投稿の目的
 伝えることって難しいのが当たり前で、だからこそ愉しいと気づいた私が
 そうじゃない行動をしたときに、このブログを読んだ人に、
 ”書いてたことが出来てないよ”と言ってもらう。




きっかけはナイスミドルの会


これを書こうと思ったのはナイスミドルの会でのやり取りがあったからです。

ナイスミドルの会とは
"ミドル層が若者とのコネクションの役割をちゃんと果たそう"
先達に受けた恩を次の人に返そう
イマドキの若者は・・・なんて言ってなくて、きちんと伝えて行こうよ
という会です。
ご興味のある方はナイスミドルの会準備室 にアクセスください。(承認制ですが)


ナイスミドルの会では、どんな活動をしていこうかということを
検討する第一回の会合の前に”たたき台”として作ったのがこの資料です。




私としては、それぞれの参加者が”こんなことをしたい”というのを
持ち寄って、その中から活動内容を決めていけばいいかなと思っていたのですが、
全員から”主催者のお前は何がしたいのか?”と聞かれて
その後3時間ほど ずっと、6人対私で、話を続けることになりました。
その結果、私がまとめとして作ったのがこちら。




事前にメンバーには共有したし、
この資料を元にしていよいよ第二回の会合で、
具体的な活動について話そう! と思ったのですが、
やっぱり伝わりきらないということで、再び
6人(前回から1人欠席1人追加)対私で議論をすることになりました。
今回もやっぱり2時間強ほど、かかりました。

で、なんとか
”なぁんだ、八田さんが言いたいことはそういうことだったのか?”
というところまでは共有できました。




伝えることの難しさと愉しさ

今回のことを通じて”伝えることの難しさと愉しさ”を痛感しました。

■難しさ

 1 まず、”何を伝えたいか”をきちんと伝えること

   私としては、受けた恩を下に返すなんて当たり前で、前提として伝わっていると思っていた。
   そのうえで、それを実行するのが、なかなか難しい世の中であることも事実なので、
   ”どう行動に移すか”を一緒に検討したかったのですが、
   そもそもの前提の部分の共有ができていなかったので、
    ナイスミドルってなんだっけ?とかそれでいいんだっけ?とかという部分と、
   私が話したいどう行動するかで話が行ったり来たりしてしまった。
   しかも私を含めて全員、そのことに気づかない。
    (後述の通り、私の目的とか立ち位置が定まってなかった) 
  
 2 自分の立ち位置を明確にすること

   第一回の会合のときに、”この会のリーダーは八田さん”と言われたのですが、
   コミュニティのリーダーとして何をすればいいのかを理解していなかった。
   ま、いつもの通り見切り発車でした。
   
   コミュニティってなんだっけ? は、杉浦さんのblogが参考になります。
   2013年コミュニティ間の創発が始まる:ビジネス・コミュニティ四原則

      この部分については、次回以降に書きたいと思います。


■愉しさ

 1 仲間の有難さを再認識

   今回は”ナイスミドル”っていうコンテンツに集まった方々なのかなと思っていたのですが、
   それだけでなく、
 
   ”八田がなんか始めた!”ということで時間を割いてくれた人も多かったようです。
   それも、
    ”面白そうだからついていこう”という人と、
    ”危なっかしいから面倒見てあげよう”という
   2種類の人がいたようです。
 
   
   まさに、自分が引っ張られて、引っ張ってというミドルの位置にいることを認識しました。
  (自分では、まだまだこう見えて”元気な若者”のつもりだったので、前者の視点はなかった)

   どうせミドルなんだったらナイスミドルを目指したいと思いました。
   


 2 伝えようとする中でこその気づきがある。

   今回は、腹を括って話せる人たちばかりだったので、自分が気づかない本音も出てきて
   (あるいは創られて)かなり有意義でした。
   前提として、”この面子だから”というのが大きかったと思います。
   じゃあ、そんな仲間をどうやって作ればいいのか? というのが新たな課題です。

   今回は、自分が集めてしまった(会の間、ずっとみんなゴメンと思ってた)
   という責任があったので、できるだけ本音で話して後悔しないようにと思いました。
   
   普段から腹を割って話すほうだとは思っていて、包み隠さず現状の想いを共有するのですが、
   それでは、なかなか理解が得られません。

   そんな中、

   ”自分がやってもらった良いことを伝承してくだけなら
   TweetしてたくさんRTしてもらえばいいじゃないか?”
   という意見も出てきます。
   
   私が思っている”伝わった”状態というのは、相手の行動に影響を与える状態です。
   (ということに、話しながら気づきました)

   つまり、伝えようとするときって、相手に何かしてほしいんです。



   結局 それだけでは足りなくなり、さらに踏み込むと、今だけではなく、
   自分の馬鹿さがバレて将来にもいろいろ影響しそうだったので、
   そのためには腹を括る必要がありました。
      (結論からいうと、既にバレていて、杞憂でした。)

   そうすると、結局、自分が今、何をやりたいかだけではなくて、
   何が大事か、相手に何をやってほしいかをもう一度考えざるを得なくなりました。
   (ここがLIVEなのが一番きつかった)

   そのことこそが、”伝えようとすること”の大きなメリットだと思います。
   
   


 3 伝わるとうれしい!!

   残念ながら、この部分には、至っていません。 
   パチン!とはまった時にはうれしいんだろうなと想像。
   



最後に・・・ 行動に移す


 今回の件で、”伝えることは行動を促すこと” という認識を持ちました。

 これって、”気づくだけじゃなくて行動につなげよう”という 私の今年のテーマにピッタリです。
 なので、これからもっと意識的にそれを行っていきたいと思います。

 まず ”伝える”ときには、”何をしてほしいか”をはっきりするように心がける


おまけ 
  ”恩送り”という言葉があるそうです。 
    いままで知らなかったのにひょんなことで見つけました。
 
   恩送り-wikipedia

1 件のコメント:

  1. 最後の最後に、「自分が伝えたことで起きた行動を、認知し、フィードバックする」を入れるのが八田さんらしいかな?感謝でもいいかも。フィードバックがあれば、きっと行動は波及していくはず。

    返信削除