社内のコラボレーション強化を グローバルに勧めるということに携われて幸せだと 思っています。 (ってかそう思わないとやってられない。。)
さて、コラボレーションをすすめるに当たって インフラ環境や社内制度の整備などもしているのですが、 やっぱり一番のポイントは「社員ひとり一人の共創心」 だと思っています。
その点で最近面白いことに気づきました。
私の周りにはおかげさまでEGMフォーラムのメンバーを始め コラボレーションに前向きな方々がたくさんいらっしゃるのですが、
「社内とは情報共有するべきだけど、社外は無理だよね」という声をよく聴きます。 それって私が日頃嘆いている 同じ会社なのに
「部内は情報共有するべきだけど、部外とは無理だよね」という声とすごく似ています。
なんでも公開するのが良い!!なんて決して思わないのですが、
「自分が思っている範囲にしか情報共有しない」
というのでは なかなか進まないような気がします。
(というかそれを進める業務担当になってしまっているので逃げられない・・・)
もちろん、上記の社外秘の人も部外秘の人も 「決して情報を出さない」 ということではなくて、
自分の信頼する相手とは 情報交換をされています。
つまり信頼関係ができれば、解決するのですが・・・
「同じ会社なんだから、グループなんだからデフォルト信頼でしょう!!なんて思ってた私にとって衝撃的な出来事でした。
信頼できない人は心を病んでるんだ!ケアしてあげなければ!」
(A)信頼関係が情報交換や行動を容易にする。
(B)情報交換や行動を共にすることが信頼関係を作る。
このニワトリ卵な問題に対して
従来はまず、業務命令としてチームを強いられることによって
チーム→(A)→(B)→(A)の順番にサイクルを回してきた。
しかしそれでは、世の中のスピードについていけないし、
イノベーティブな突然変異も生まれない。
そうじゃなくて、まず情報発信してみると
情報発信 →(B)→(A)→(B)のサイクルが回る!!
しかも、発信する情報は従来のような手間のかかる形式知ではなくて、
暗黙知てきなものでOK!!
そこを期待してのソーシャルメディア活用なんじゃないかなと 思っています。
だけどやっぱり、自分の中には境目があるわけで・・・
まず、チーム(会社?部?)ありきなんじゃなくて、 まず、情報発信ありき。
信頼関係は与えられるモノではなくて、作るモノ。
そう思ったときに、私たちの信頼関係は部や会社やグループ会社を 超えられないでしょうか?
(お前も早く国境を越えろよ と 自分にツッコミも忘れずに。)
そのためにはどうすればいいのか? 自分や自社を被験者にした実験は続きます。
(byプラテネス)
もはや月刊になろうとしているこのブログ。。。
昨年末に「積極的な情報発信こそが会社や社会を救う」と決めたのに。。。
この境目も越えないと・・・
※次の投稿のためのマイメモ
ソーシャルメディアを利用していて凄くうれしいなと思うのは、
「信頼している人から自分とは違う意見が聞ける」
「信頼していない人とも付き合わなければならない」
ということです。
両方とも自分の考え方や行動に幅を持たせてくれます。
※「信頼している範囲にしか情報を出さない」というのと
「法定通貨で示される価値しか認めない」というのとちょっと似てる気がする。
¥100や$1での支払いなら物を売るけど、「100はった」だと売ってくれないみたいな。。
(実は信頼される範囲では、「1はった」=¥100くらいの価値なのに・・・)
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