2011年6月12日日曜日

震災の時のソーシャルメディアとこれからの準備

あれから、もう3ヶ月。

東京側では、緊急避難 → 計画停電 → 自粛ムード → 買いだめ 

などを経て、生活はほぼ復旧しています。
いまは、夏の輪番休暇の準備でしょうか。
(計画停電もまたありそうな気がしますが)


「情報収集はtwitter 安否確認はfacebook」というように
つながらない電話に対してソーシャルメディアの有用性がクローズアップされましたね。



私の場合はというと、
facebookで安否確認をしたりtwitterで情報を見るまでは思いつかなくて
(というか、貴重はiPhoneの電源を家族との安否確認通話以外に
消費する気が起きなかった)

使ったのは社内のIMでした。

どうやら大規模災害らしい。電車が止まった。
この段階で私は一緒に帰ってくれる人(タクシー代を割り勘する相手)を
探すためにIMで呼びかけていました。

運良く、私を含めて4人で帰宅にチャレンジすることになりました。

会社を出てみるとタクシーに乗るどころではなく、
一番家が近い人(それでも10km)のお宅まで歩くことに。。

そのあとは、順番にそれぞれのお宅の車で次の人の家まで送ってもらって、
なんとかその日のうちに自宅にたどり着きました。(私が最後)

当日の上に家族と再会できた喜び。
一緒に帰宅してくれた仲間には大感謝です。

このとき思ったのは

  1. 思ったら即行動
  2. 普段からの仲間作りが大事

です。

従来の安否確認や災害時帰宅支援は「社員ひとり一人で行うこと」が
基本になっていましたが、やっぱりそれでは不安すぎます。

歩いているときに会社の人に会いましたが、
「一人で歩いてるときには不安でしょうがなかった」と
合流したことにすごく喜んでました。

ただ、
有益な関係を結ぶには出さざるを得ない個人情報があるので
それを共有するだけの信頼関係も必要です。

適切な範囲での情報発信とそれに基づく信頼関係

普段から心がけておきたいと思います。

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