2011年7月17日日曜日

知らなかった! 公上心の謎

先日、 CIO 特別フォーラム 2011 SUMMER というイベントに参加してきました。
facebookで 行木さん が書いていらっしゃったので 「CIOじゃないから無理かな」と
思いながらも申し込みました。
(結果は抽選で・・ってメールが来たので、ていよく落とされたなと思ってたら、
参加可能の通知が来ました。よかった。)

当日は夕方から会議が入ってしまい、当の行木さんの講演は聞けなかったのですが。。。

結論から言うと大きな収穫がありました。

それは、基調講演でトヨタマーケティングジャパンの喜馬さんがおっしゃっていた、

「公上心」

という言葉に出会えたこと。

喜馬さんは、「ファンマーケティング」とは、

  1. 売りたいモノじゃなくて楽しめることを提案する。
  2. 生活者同士で自由に発信やシェアをしてもらう。
  3. ブランドも生活者もヒトとしてフラットに関係する。
  4. 生活者が楽しんだ経験の多さ・深さがブランドとの関係を強める
  5. 結果的に、関心や買ってもらえる機会がえられる。
というもので、

それがソーシャルパワーによってものすごくやりやすくなっている
とおっしゃってました。

話を聞きながら、
「製品をお客様に売るにはまず売り子がその製品のファンにならなきゃ」
と常々思っている私は、生活者と現場営業を脳内変換しながら聞いていました。

ファンマーケティングの実践として、
SAVE THE CARというスローガンのキャンペーン を 行い、
ギークメディア、クルマ関係web、クリエイター、ゲーマー、そしてサブカルと
どんどん情報展開をされ、70万PVと応募数1200以上という大成功を収めるわけですが、
そこで、予期しなかった形での参加があったと、

それが、
TOYOTA SOCIAL APP AWARD挑戦記
 なかのひと?と思わんばかりのキャンペーン愛に満ちたサイト。


配付資料を見返していて記載がないので定かではないのですが、
このあたりで、

ひとには 公(おおやけ)を良くしようとする力(本能?)がある。
それが、「公上心」 とおっしゃっていたような気がします。


この言葉を聞いて、わたしは、「なるほど!」っと思ったわけです。
(やっと本題。。)


つまり、「公の範囲の違い」が行動の差を生んでいたのです。


ソーシャルメディアを使っていて自分が人に助けてもらうことや、
人を助けるときに

今までは、
  •  その人が好き
  •  その製品(テーマ)が好き
のどちらかだなと思ってました。

私自身も好きな人のことしか助けようと思わないし、
自分が助けてもらうためには自分を好きになってもらうしかない
(パーソナルブランディングってそういうことだと思ってた)
 そう思ってました。(または権力、財力などを使う)

だから、私が誰でも助ける人だと勘違いされているのは、
「たまたま、今見える範囲の人が私の好きな人だけ」
なのに・・と思ってました。

だけど
  • その場に自分が属している(という想いが有る)から
という理由があるのだなと思うと、
いろんなことが自分の中で整理できてかつ、
人に説明しやすくなったと感じています。

前の投稿に書いた

「こんなメンツを見つけ出してきて、そんな人たちが
あれが足りない、これが足りない、私はココまで。。
なんて言わずに自分の出来ることをドンドンこなしていく


そして何よりも楽しい。」

これって、安川くんの人徳+「場に属しているという想い」
からくるのだなぁと。

そして、いろんなことを自分事にしていくためにも
「公の範囲」を広げていけば良いのだなと。
(公園のゴミを拾わない人は、「オラが街」という意識が薄い)



いつも、増田 さんや小林 さんと、
「一緒のグループなんだから遠慮しないで」
といっているのも強ち間違ってないなと。

そして、社内で起こっているくだらないことの解決も、
部じゃなくて事業部じゃなくて

会社全体を公と認識してもらう

ことで解決していくでしょう。


※今回もタイトルの作成に ホッテントリメーカー を使わせていただきました。
ありがとうございました。(TBできないの不便だな)

2011年7月2日土曜日

イケメンと文化を創った男達

昨日は、長らくかわいがって(?)いた安川 くんの送別会でした。

SNSで呼びかけを行い、社内のいろんな部門や
OBや他社の方まで総勢25人が集まりました。

相変わらずのダメ幹事ぶりで
集合時間、場所の連絡の不徹底、
準備の役割分担もその場でアドリブ、
進行もその場でアドリブ
他社の方も同様に働かせる、
など、皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。


それでも、それぞれが自主的に動いて
何とかしてしまうというところがすごいなと思いました。
(自分の不手際を差し置いてなんなんですが・・・)


川戸く ん の演奏もすごく良かったです。
やっぱ楽器やってるひとはかっけぇな。(昨日の曲)


お忙しいなか来ていただいた 増田さんからも
「呼んでくれてありがとうこれは御社の文化ですよ」 と
お褒め(ですよね?)にあずかりました。

枝松さんもパワーに圧倒されているようでした。
(まだまだウチも負けませんよ!)


先日MSDさんで意見交換させていただいたときにも、

「社内SNSで有用な人材を見つけることが出来る」

という話がありましたが、
まさにいろんなタレントを見つけることが出来ると実感しています。


そして私はそれに加えて、

「特異なものを受け入れる文化が醸成されていく」

という効果があると思います。




特異でしょ・・・・

こんなメンツを見つけ出してきて、そんな人たちが
あれが足りない、これが足りない、私はココまで。。
なんて言わずに自分の出来ることをドンドンこなしていく

そして何よりも楽しい。

これからもこういう和を広げていければ良いなと思います。
新天地でもがんばれ!イケメン。

2011年6月24日金曜日

実名制に足りないもの


いつもの 早朝tweetでいかのようなことを書きました。


EGMの話をしていて、いつも違和感を感じるもの。 全員が使わないといけない、業務フローに組み込まないといけない、人事制度を変えないといけない。実名でないといけない。 もしそうなら、そうすれば? ただ、そこまでお膳立てされたものをegmって呼ぶのかな?

そしたら、こんなコメントを頂きました。

ウチはSNSでの遣り取りがリアルなコラボに発展し易いように実名運用にしています。匿名では繋がろうにも何処の誰か分かりませんし


この返信を頂いて、確かにそうだよなぁと思いました。
「つながらなければSNSではない。」

だけど。。 っておもったのでブログにしてみます。

私自身は実名制に別に反対はしないのですが、

 「ニックネームは自分につけるタグ」

と思っているので、実名(親にもらった名前)だけだともったいないなぁと思ったりします。

だって、

「企業内で実名(と所属)から得られるものって少なくないですか?」

荒れる、荒れないとかの要素はあると思いますが、
「効果を最大化する」という点において実名だとモッタイナイと思うのです。


※KDIの方の名刺には 「自分でつけた タイトル」が書いてあります。
野村さんだと 「WOW! Research Explorer」
これは、
自分が今、何ものか、あるいは未来に何ものになろうとしているのか
という意思表示だと思います。

ここに、非日常だったり、変身願望だったりの要素があると思います。

その権利を奪って、「実名でよろしく」って会社側に言われるのは、
「個性をつぶすこと」にならないかなぁと思うのです。





















「作りかけの絵」どんなパーツをはめていけば良いんだろう。。


※タイトルは ホッテントリメーカーにおせわになりました。
いつもありがとうございます。tbを返すことになっているのですが、
あいにくbloggerにはtbがないようなので、リンクで失礼いたします。


※図は下記のソフトで作りました。 iPad2最高!
      

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更新: 2011/05/12

iPhoneiPhone

今ここにある気づき

またもや、Pachiさんにのっかるシリーズ。

気づきはどこからやってくる? (Pachi -the Collaboration Energizer-)

先日、EGMフォーラムでKDIの野村さんや NTTデータの角谷さんたちの
FutureCenterの取り組みについての発表を聞きました。
 
その中で田口さんの発表にあった

「気づきはもともと自分の中にあったものを見つけること」

という話を聞いて なるほどねと私も思いました。
確かにワールドカフェではそんな感覚を味わいます。

見つけるというか、削りだしていく(一本の木から彫刻が出来てくる)感じ。


ただ、天の邪鬼な私は 

「気づかないのはお前の中が空っぽだからだ」

と言われているような気がして、ちょっと違和感を感じました。

私は 

「自分」は一個の生物を指すのではなくて、周りとの関係も含めて「自分」

だと思っているので、やっぱり、人と自分の間に「気づき」があるような気がします。
(もちろん、「気づき」に気づくのは(ややこしいな。。)自分しかいないわけですが。。)

私自身は人と話しているときにしか 気づきを得ない人なので
自分の中の「気づきのタネ」を育てるというよりも、気づきの機会を得るために
どんどんいろんな人に会わなきゃと思いました。
(けど、人見知り激しいので、なかなか実行できませんが。。)


とにもかくにも、そんなことも含めて気づきを与えてくれた、Pachi さん 田口さん、
そしてこの場を作ってくれた竹倉さんに感謝です。

本当にありがとうございました。

※Pachiさんには本当に一方的に感謝していて、
「気づきの点は一緒なんだけど結論が微妙に違う」
 という私にとって本当に得難い人です。
面と向かって言うのもなんなのでここでひっそりお礼の気持ちを表明しています。

2011年6月12日日曜日

震災の時のソーシャルメディアとこれからの準備

あれから、もう3ヶ月。

東京側では、緊急避難 → 計画停電 → 自粛ムード → 買いだめ 

などを経て、生活はほぼ復旧しています。
いまは、夏の輪番休暇の準備でしょうか。
(計画停電もまたありそうな気がしますが)


「情報収集はtwitter 安否確認はfacebook」というように
つながらない電話に対してソーシャルメディアの有用性がクローズアップされましたね。



私の場合はというと、
facebookで安否確認をしたりtwitterで情報を見るまでは思いつかなくて
(というか、貴重はiPhoneの電源を家族との安否確認通話以外に
消費する気が起きなかった)

使ったのは社内のIMでした。

どうやら大規模災害らしい。電車が止まった。
この段階で私は一緒に帰ってくれる人(タクシー代を割り勘する相手)を
探すためにIMで呼びかけていました。

運良く、私を含めて4人で帰宅にチャレンジすることになりました。

会社を出てみるとタクシーに乗るどころではなく、
一番家が近い人(それでも10km)のお宅まで歩くことに。。

そのあとは、順番にそれぞれのお宅の車で次の人の家まで送ってもらって、
なんとかその日のうちに自宅にたどり着きました。(私が最後)

当日の上に家族と再会できた喜び。
一緒に帰宅してくれた仲間には大感謝です。

このとき思ったのは

  1. 思ったら即行動
  2. 普段からの仲間作りが大事

です。

従来の安否確認や災害時帰宅支援は「社員ひとり一人で行うこと」が
基本になっていましたが、やっぱりそれでは不安すぎます。

歩いているときに会社の人に会いましたが、
「一人で歩いてるときには不安でしょうがなかった」と
合流したことにすごく喜んでました。

ただ、
有益な関係を結ぶには出さざるを得ない個人情報があるので
それを共有するだけの信頼関係も必要です。

適切な範囲での情報発信とそれに基づく信頼関係

普段から心がけておきたいと思います。

2011年6月5日日曜日

【参加メモ】パーソナルメディア戦略 講義&ワールドカフェ その2

杉浦さんの講義パートについては
 【参加メモ】パーソナルメディア戦略 講義&ワールドカフェ
で書いたのですが、
その続きのワールドカフェパートについて感想を書きたいと思います。


ワールドカフェパートは
  1. 「パーソナルメディアの講義を聴きどのように感じましたか」
  2. 「パーソナルメディアに対し、あなたの今後は」
  3. 「パーソナルメディアがより浸透した社会とは」
の3ラウンドで行いました。今回はより多くの人と語ってもらおうという趣旨で
最終ラウンドに最初のグループに戻ってくるということはせずに、すべて
バラバラに行うことになりました。

1ラウンドめで、びっくりしたのが、「ワールドカフェが初めてです」という人が多いこと。

私自身も数回しか出たことがないのですが、
全くの初めてという人が4人中3人いらっしゃいました。
「パーソナルメディア戦略」というテーマが
ワールドカフェ初心者をも引きつけたのでしょうか?

とりあえず、
「模造紙に思いつきを書き込みながら楽しく対話するのがワールドカフェ」
と適当なことを言っておきました。


次にびっくりしたのが「twitterほとんどやってません」という人が4人中3人いたこと。
ちなみに、講義フェーズで聞いたところほぼ全員がfacebook利用者でした
ある程度クローズ感がある(私はfacebookをクローズだとちっとも思えないですが)
ところでは活動できてもフルオープン風なtwitterでは活動しにくいのでしょうか?


聞いてみると躊躇している理由は2つ。
1 自分の情報発信が見る人にとってウザいことはないか?という心配
2 自分には人に役立つようなネタが無いという心配

そんなこと言われると、毎日早朝からくだらないことtweetしている私は・・・・

とりあえず、1については本当は自意識過剰過ぎると思うのですが、
やってみないとわからないと思うので おいといて
2については
「例えば、【自分は○○がわからない】というのも情報の一つだから気軽に発信してみては?」
と言っておきました。

社内SNSの運営者がいつも困っている「利用者の躊躇」が同じように起きていますね。
せっかく対話の場には出てきたのだから、オンラインの場にも出てきてほしいものです。

2ラウンド目は 1ラウンド目での自省を踏まえてWCの師匠である田口さんのテーブルへ。
岡本さんもいらっしゃったので気軽な休憩時間。

この辺は達観してる人たちなので、
「パーソナルメディアに対し、あなたの今後は」という御題に対しても

「メディアがどうなろうが重要なのは自分の想いだよね」

ということで終了。

横路さんから伺った「婚活のためのfacebook利用」はすごく勉強になりました。


3ラウンド目はEGMフォーラムでもご一緒させてもらっている西村さんと同じグループに。


テーマは「パーソナルメディアがより浸透した社会とは」

文字通り老若男女が入り交じったグループで、親の視点、子の視点から
いろんな意見がでました。

やっぱり躊躇している人に対して私が言ったのは、
「オンラインの場に出ないのは引き籠もり」
 と
「木を隠すなら森の中」

最後に
「パーソナルメディアがより浸透した社会について、
キャッチフレーズを決めてください」  という御題に対して

私たちのグループが出したのは、


最年少のメンバーがいるだけあって、一番スケールの大きいフレーズでした。


皆さん本当にありがとうございました。
すごくすごく勉強になりました。




※この記事を書くに当たって
Togetter - 「6/2 パーソナルメディア戦略 講義&カフェ」は
すごい役に立ちました(自分で作っておいて手前味噌ですが)
今後の活動についてもtogetterされることをお勧めします。

2011年6月4日土曜日

【参加メモ】パーソナルメディア戦略 講義&ワールドカフェ

EGMフォーラムでもお世話になっている杉浦さんが
講師をされるということで行ってきました。

実はこのお話を聞くのは2回目なので中身より
杉浦さんについて書きたいと思います。
(敬愛しているのに表現が上から目線的になっているのは、
私の語彙力の至らなさです。申し訳ございません)

  1. 話がうまい
  2. 知識量(読書量)が半端ない
  3. 想いが強い


  1. 話がうまい
     「EGM summit 2010 summer」
    で幕末の話をされていたときは
    「(聴衆をやや置いてけぼりで)自分の好きなことを話しているなぁ」と
    感じていたのですが、今回は聴衆との対話があり(から騒ぎ方式?)、
    ぐいぐい引っ張ってらっしゃいました。一同釘付けでした。 

  2. 知識量(読書量)が半端無い
    詳しくは下記の講義資料やなおきさんのブログ を見ていただきたいのですが
    本当にすごい読書量です。
    裏付けがあるからこそ参加者はかなり得心がいったようでした。

    参考図書を買う人が増えそう。
    私も杉浦さんに聞いてから↓の本を買いました。お勧めです。



  3. 想いが強い
    人前に立って話をする人はみんなそうなのかもしれないですが
    とにかく想いが強い方です。幕末だけなのかなぁと思ったらそうでは無いみたいです。
    あまりの想いの強さに時間大幅超過。。。
    EGMフォーラムでお話頂いたときには80枚くらいの資料を20分でお話されたので
    今回も早回しだなぁと思ってたのですが、聴衆の反応が良かったので
    引きずられたようでした。

「コンテンツ(知識量)に想いを乗せて上手に話してブランディング」
まさに講義の内容そのものを杉浦さんが実践されている場でした。
大変面白かったです。
貴重な機会を作っていただいた田口さんにも感謝です。
ありがとうございました。



講義資料はこちら。
なおきさんのブログ : [講義]「パーソナルメディア戦略」講義&ワールドカフェ

参加メンバーはこちら
6月2日 パーソナルメディア戦略 講義&カフェ(東京都)

tweetはこちら。 
Togetter - 「6/2 パーソナルメディア戦略 講義&カフェ」