2012年2月4日土曜日

ソーシャルは胡散臭い??

昨日、企業間フューチャーセンターLLP(http://www.facebook.com/icfc.jpn )さんが主催する、

ワールドカフェに参加させていただきました。

こちらのワールドカフェは最近ご無沙汰だったのですが、

今回のテーマは「ソーシャル」だということと、場所が会社の近くなこともあって、

参加させていただきました。

ワールドカフェの「問い」は、

    「ソーシャル」から連想するキーワードは?
    社会起業家やCSRなどが今注目されるのはなぜ?
    ソーシャルを知らない人からは「ソーシャル」はどう見える?
    これからの「ソーシャル」はどうなる?

というようなものでした。(もっと長かったけど失念。。)

私が印象に残ったのは、

「ソーシャルは胡散臭い」

という意見があったこと。

テーマが「ソーシャル」なのにそれを言うのか!と驚きました。
(空気読めよ・・)

それには2つの側面があると思っています。

ひとつは、

企業やエコノミストたちが最近やたら、「これからはソーシャル」といっていること。

もともと、企業はその企業理念に従って社会を良くしていく存在のはずです。

なのになんで、今更、当たり前のことを言うのか・・

ラウンドをご一緒した方によると、これは、「利益をあげられない言い訳」として

使われていることが多いのだそうです。

それで、ブータン王国のGNHなどがよく取り上げられているそうです。

私自身も、「クラウド」に似たゴマカシを感じます。



もう一つは

ソーシャルを使っている個人がやたらと人に勧めたがることです。

「形式知じゃなくて暗黙知の共有」だとか、「ユーザーエクスピアリアンス」とか、
なんか、こう言語化できない良さがあるんだけど・・ というわけで、
「とにかく来てみてよ」「とにかく使ってみてよ」と言いたいんだけど、巧く言えない・・
ということなんだと思うのですが。


私自身も勧めてました。。

「同僚にfacebookを勧める三つの理由」

 http://tosyokan3.blogspot.com/2011/08/facebook.html



「道具(手段)」としてはすごく良いモノなのに、なぜか誤解を受けやすい「ソーシャル」
グローバルソーシャルネットワーク担当 としては、きちんとその良さと危うさを
伝えていかなければいけないなと思いました。





次回のワールドカフェは3月2日 テーマは「きずな」です。

http://kokucheese.com/event/index/26616/

このテーマも胡散臭いですね。(良い意味で)

2012年1月29日日曜日

社外秘と部外秘と信頼関係

今月から社内のグローバルソーシャルネットワークの 推進担当になりました。
社内のコラボレーション強化を グローバルに勧めるということに携われて幸せだと 思っています。 (ってかそう思わないとやってられない。。)

さて、コラボレーションをすすめるに当たって インフラ環境や社内制度の整備などもしているのですが、 やっぱり一番のポイントは「社員ひとり一人の共創心」 だと思っています。

その点で最近面白いことに気づきました。

私の周りにはおかげさまでEGMフォーラムのメンバーを始め コラボレーションに前向きな方々がたくさんいらっしゃるのですが、
「社内とは情報共有するべきだけど、社外は無理だよね」
という声をよく聴きます。 それって私が日頃嘆いている 同じ会社なのに
「部内は情報共有するべきだけど、部外とは無理だよね」
という声とすごく似ています。
なんでも公開するのが良い!!なんて決して思わないのですが、

「自分が思っている範囲にしか情報共有しない」

というのでは なかなか進まないような気がします。
(というかそれを進める業務担当になってしまっているので逃げられない・・・)


もちろん、上記の社外秘の人も部外秘の人も 「決して情報を出さない」 ということではなくて、
自分の信頼する相手とは 情報交換をされています。

つまり信頼関係ができれば、解決するのですが・・・
「同じ会社なんだから、グループなんだからデフォルト信頼でしょう!!
信頼できない人は心を病んでるんだ!ケアしてあげなければ!」
なんて思ってた私にとって衝撃的な出来事でした。


(A)信頼関係が情報交換や行動を容易にする。
(B)情報交換や行動を共にすることが信頼関係を作る。

このニワトリ卵な問題に対して
従来はまず、業務命令としてチームを強いられることによって
チーム→(A)→(B)→(A)の順番にサイクルを回してきた。
しかしそれでは、世の中のスピードについていけないし、
イノベーティブな突然変異も生まれない。

そうじゃなくて、まず情報発信してみると
情報発信 →(B)→(A)→(B)のサイクルが回る!!
しかも、発信する情報は従来のような手間のかかる形式知ではなくて、
暗黙知てきなものでOK!!

そこを期待してのソーシャルメディア活用なんじゃないかなと 思っています。

だけどやっぱり、自分の中には境目があるわけで・・・


まず、チーム(会社?部?)ありきなんじゃなくて、 まず、情報発信ありき。
信頼関係は与えられるモノではなくて、作るモノ。

そう思ったときに、私たちの信頼関係は部や会社やグループ会社を 超えられないでしょうか?
 (お前も早く国境を越えろよ と 自分にツッコミも忘れずに。)

そのためにはどうすればいいのか? 自分や自社を被験者にした実験は続きます。

「ここからは国境線なんて見えないのに・・」
  (byプラテネス)



もはや月刊になろうとしているこのブログ。。。
昨年末に「積極的な情報発信こそが会社や社会を救う」と決めたのに。。。
この境目も越えないと・・・

※次の投稿のためのマイメモ
  ソーシャルメディアを利用していて凄くうれしいなと思うのは、
  「信頼している人から自分とは違う意見が聞ける」
  「信頼していない人とも付き合わなければならない」
  ということです。

  両方とも自分の考え方や行動に幅を持たせてくれます。

※「信頼している範囲にしか情報を出さない」というのと
  「法定通貨で示される価値しか認めない」というのとちょっと似てる気がする。
  ¥100や$1での支払いなら物を売るけど、「100はった」だと売ってくれないみたいな。。
  (実は信頼される範囲では、「1はった」=¥100くらいの価値なのに・・・)
 


2011年12月4日日曜日

もうひとつの公私混合

twitterのコメントのやりとりで140文字では足りなくなったのでブログに起こします。


私が考える 公 → 私の公私混合のやり方。


それはずばり  生涯学習  
生涯学習(しょうがいがくしゅう)とは、人が生涯にわたり学び・学習の活動を続けていくこと。日本においては、人々が自己の充実・啓発や生活の向上のために、自発的意思に基づいて行うことを基本とし、必要に応じて自己に適した手段・方法を自ら選んで、生涯を通じて行う学習だという定義(昭和56年の中央教育審議会答申「生涯教育について」より)が広く用いられている。

なんで生涯学習かというと、下記のようなメリットがあるからです。

○ 公(会社)が提供するものが簡単。

  • 学習場所(会議室など)
  • 講座や出席者などの管理システム
  • 出席者の身元保証 (社員とか社員の家族とか)

○ 私(社員)が得られるもの

  • 受講者としては、もちろん学習内容の習得。
  • また、同じことに興味を持つクラスメイトとの人脈
  • 講師として自分のスキルの伝承



すでにプロボノなどのCSR活動では、上記の「公側が提供するもの」は活用されています。
もう少し広げるだけで簡単にできると思います。

  • 自分のスキルアップ
  • 仲間との出会い
  • 自分のスキルが人に役立つ
この3つをもって、現業のほかでも「社員をイキイキさせる」ことが出来るのではないでしょうか?




※ なぜ、 公 → 私 の公私混合を考えたかというのはいかのつぶやきをご覧下さい。

2011年11月23日水曜日

ソーシャルリーマンズのイベントに参加した。

昨日、「第2回私たち企業人はこれからどこに向かうのか?」というイベントに参加しました。

11月22日 第二回 私たち企業人はこれからどこに向かうのか (東京都)

イベントの名称がたいそうだったので、ちょっと自分には合わないかな?と思ったのですが、
副題の 「ソーシャルリーマンズ」というのが如何にも造語っぽくて、気になったので
「迷ったらやってみる」という精神で参加してみました。

結論から言うと、「ソーシャルリーマン」って何かはわかりませんでした

けど、たくさんの収穫がありました。


まず、自分はやっぱりNECが好きなんだなという再認識。
そして、まだまだ面白い人はたくさんいるんだなという発見
何より、自分も少し動いてみようという勇気。


イベントの流れとしては
  1.  主催である「かなりあ社中」さんから、今回のイベントの趣旨と
      「ソーシャルリーマンズ」の説明
  2. 関連したテーマについてのワールドカフェ
という形で進んだのですが、

ワールドカフェの2ラウンド目のテーマが、

「あなたが今行っている社会善はon/offでそれぞれなんですか?」

というモノだったので、

私は

C&Cを使って世界中の人とつながれるようになっているのだから
自分の業務は社会善の一端を担っていると思う。

と言ったのですが、テーブルの人たちがC&Cを知りませんでした。。。

また、他の方が

うちの会社はそれが儲かるか?ではなくて世の中に求められているかどうか?
で製品化を判断している。 社会に貢献していると思う。

とおっしゃっていて、うらやましいと共に、俺もそう言い切ってみたいと思いました。

うちの会社のことをもっと知って欲しい、もっと良くなって欲しいという想いが沸いてきて
自分はやっぱりNECが好きなんだなと再認識しました。
(だめな子ほど可愛い とかじゃなくてね。)

次に出会った人たち。

・かなりあ社中の
臼井さん(会話のテンポが合って話しやすいなともったら似非関西人でした)
塚本さん(EGMフォーラムやワールドカフェでお会いしていてfacebookで
フレンド申請を頂いていたのだけど、プロフィール写真が
別人過ぎて保留していたのは内緒)
高橋さん(直接お話しするタイミングが計れなかったのですが、世話焼きぶりが、
まさにファシリテータの鑑っぽかった。おそらくこの人が要)
山本さん(社内活動でお世話になっていたのですが、
社外だとちょっと雰囲気ちがう(^^)

・参加者も多彩
・川島さん  (お坊さんとコンサルの兼業。。どっちもコーチングだから??)
・伊藤さん  (地球と人類を救おうと壮大なテーマで活動されている)
・高須賀さん (しっかりしている大学生。
「社会貢献したい!では就活勝てません」は名言)
・富沢さん  (テーブルの仕切りっぷりがお母さんのよう。この会社のひとは
人当たりがいい人が多い。社風??)
・松井さん  (業界の人っぽいのか、っぽくないのか。。ただ瞳の奧の闘志が熱い)
・有澤さん  (ちゃんと自分の好きな会社で働いて、その他にも
ボランティアな活動も私の感覚だとこの方が一番リア充)
・竹中さん  (自分の業務が社会善につながるのかと悩める若者。
ついつい諭したくなったけど、そこは自重。)

 EGMフォーラムや社内SNSなどで、結構、カワリモノ(褒めてます!)と
出会ってますが、
 まだまだ、予想外の面白い人はいるものですね。。


そして、動く勇気

今回のテーマは「社会善」 だったのですが、

営利団体である私企業の中では無理だよ。だから別に活動している

という人もいれば、

儲けるためには社会に必要とされていなくては無理で、
つまり営利活動って社会善に直結するよ

っていう人もいました。

わたしのように、社会に善をなす前にまず、
仲間である会社をよくしたいなぁとスケールの小さい人もいます。

そもそも、「善」なんて、時と場所で変わるじゃん! って考え方も。

そうしたら、やっぱり 「やったもん勝ち!」なんだよなぁと
つべこべ考えてても先に進まないし。









というわけで、ブログに書いてみました。

Facebookページも有るようなのでみなさんもぜひ見てみて下さい。
もやもやします。。。

ソーシャル・リーマンズが行く!


※私信 昨日お話ししたEGM忘年会はこちらから申し込み下さい。
EGM忘年会2011
もっともやもやするかも・・
※あくまで主観的メモ
 ・笑いを取るときにはきちんと取るのが大事。
 ・参加者の粒度をそろえるのも大事
 ・田口さんのモデレータはやっぱり巧いんだと再認識
 ・リーダーシップがあると場は安心する。
 ・関西人ってやっぱ、おもろいこと考えるやんな。




2011年11月3日木曜日

EGMとFCがやっぱり似てるわけ。(今度こそ)

前の投稿EGMとFCがやっぱり似てるわけ。(EGMサミットAutumnを終えて)
では、タイトルと内容に齟齬があったので書き直し。
(本題に入る前にサミットの内容を少しでも書こうと思ったらそれだけでおなか
いっぱいになってしまって・・)


で、あらためて EGMとFCが似てるわけ(似てる点)について私なりに。

  1. 新しいことをやる場所(取り組み)である。

    これは、みんな、「あったりまえじゃん」と思うかもしれません。
    既存の枠組みで出来なかったことをやろうというものです。
    これを大前提として考えると様々なノイズが気にならなくなります。
  2. 従来のやり方で解ける問題(すんでしまうこと)は扱わない。
    1の続きみたいなものですが。

    たまたま、サミットが終わったあとの
    11/1に東京海上日動システムズさんのFCにも
    お邪魔しましたが、そこのかたも同じことをおっしゃってました。
    「通常の会議はココではさせない」

    私はEGMも同じだと思っています。
    よく、「メールで良いじゃん」とか、「ポータルサイトで良いじゃん」と
    言われるのですが、そういうならそうなんでしょう。
    (心の中では「あなたにとってはね」とつけますが、)
    従来のやり方ですんでいるものをこちらに変える必要はないと思います。
    どちらも手が込んでて、非効率です。生産性を上げるものではないと思っています。

  3. 主体的に動く人が得をする。(やっている人が楽しんでいる)

    これもやっている人は「あったりまえ」だと思いますが、
    FCについて話される方々の話を聞いて、
    「色んなことに取り組んですごいなぁ」と思いつつ、
    「この人たち自身も楽しんでいるんだな」と感じました。

    EGMでも結局、得しているのは運営側(&ファシリテータ)の人たちです。
    EGMで成功を収めた竹倉さんがFCの運営にのりだすのも頷けます。
  4. だからこそわかってもらうのが難しい。
    これは、経営層にも利用者にもですね。
    今までと違うことを今までと違う方法で行う。しかも情報は胴元に集まってくる。
    これを如何に公開し、還元するか。
    今は、新しい物好きの利用者と
    「よくはわからないけどお前が底まで熱く言うなら」と理解を示してくれる経営者に
    支えられている気がします。

逆に違う点
  1. FCは先に目的がある。
    これは、EGMサミットで野村さんや岩井さん、櫻井さん 茨木さん
    (サミットの並び順です。念のため)が何度もおっしゃってましたが

    「FCは目的(解くべき課題)が先にあって、そのためにFCディレクターが
    様々なメソッドを駆使して解決に当たる」

    私の考えているEGMは
     「課題すら気づいていなくても誰かがそれを教えてくれる」
    活動を可視化することによって、第三者に助けてもらう。
    私の勉強不足かもしれませんが、FCだとディレクターの知りうる範囲の
    多様性でしか問題が解決出来ないような気がします。
    「集合愚」なんて言葉もあるので、多様性が高ければ良いってもんじゃ無いと思いますが。
  2. ディレクター(運営者)の力量のウェイトが大きい。
    これも1の続きのようなモノですが、
    FCはディレクターのデザイン力にかかっている気がします。

    EGMはパワーユーザーやファシリテータと呼ばれる人が自然発生して
    助けてくれることが多いです。
    (もちろん、彼らを意図的にどうやって見いだすか、育てるかというのが
    運営側の力量でもありますが、私は自然発生に助けられています)
  3. FCはF2Fだから受け入れられやすい。
    これは、大企業の場合だけなのかもしれませんが、
    オンラインが主体である(オンラインだけじゃないよ)EGMと
    オフラインが主体である(オンラインを駆使している人も多いですが)FCでは、
    ウケが違います。(とくにお年寄りの)

    「見たことのないモノ」を信じるのは難しいのでしょうね。

    10/28のEGMサミットの山下社長の講演の中でも
    「2ちゃんねるのようにならないために」という表現が出てきました。
    あれだけご理解のある方ですら、一部のやんちゃな人たちだけをみて、
    魔の巣窟のようにオンラインを畏怖するのだなぁと感じました。

 以上、現時点での私の感想です。FCもEGMすらもまだまだ勉強中なので
今後、コロッと意見が変わることがあるかと思います。そうでないと成長できないし。

※EGMの立場から、オンライン、オフラインの区別も含めて書きましたが、
FCの方々はツールとしてオンラインを使いこなしていらっしゃるように思いました。
そういう点においてはあちらのほうが成熟しているのかなとも感じています。

関連リンク
つながりが、想いを育み、行動を呼ぶ ~ EGMサミット2011 Autumn 語録集 - 【ヒト感!!】

EGMサミット2011 Autumn - PachiチョイスのShibotter - Togetter
ロサンゼルスMBA生活とその後 : EGMサミット2011 Autumnに込めた想い
なおきさんのブログ : 新しい未来に向けて~EGMサミット2011 Autumn参加報告
 「EGM×フューチャーセンター」は「想い×対話×気づき」 (Pachi -the Collaboration Energizer-)


     


2011年10月30日日曜日

EGMとFCがやっぱり似てるわけ。(EGMサミットAutumnを終えて)

10/28にEGMサミットAutumnが無事終了しました。
いつものことですが、ほんの少しの出番があるだけなのに、本当に緊張しました。

個人的にものすごく勉強になったので、なんとか社内に還元したいなぁと思いつつ。メモ。

 (詳しい内容は下段に他の方のブログなど関連リンク貼ってますのでそちらをどうぞ。)



まず、司会。笑顔がすてきな戸取さん。
進行中は昨夏の加藤さんほどの露出はなかったですが、
裏方として色んな気配りをされていました。



次にEGMフォーラム主査である福岡さんのプレゼン
 『EGM×フューチャーセンター×公私混合』 

「ソーシャルメディア」の機能を関係構築と情報交換にわけて、
それぞれとFCを含めた流れについて説明。
「ソーシャルグラフは持ち運べる」



次は田口さんによるワールドカフェ。『公私混合』
今回は時間の都合上、2ラウンドのみでしたが、与えられた時間内でまわす
ファシリテーション力や「問い」の立て方はさすがでした。
5人/テーブルで、人数が足りないからと入ったテーブルに、パネルディスカッションで
ご一緒する野村さんと岩井さんがいらっしゃって、「公私」について話せたのは、
大変楽しく、緊張もほぐれ、かなりラッキーでした。

「選択肢があるときに私を感じる」
 


そして、いよいよ山下社長
『脳業社会の働き方~ 貢献力と公私混合~』
ご自分の言葉で語られるのは印象的でした。(がゆえに、時間大幅超過)

企業は社会から人材を借りている。だからこれの有効活用が重要なのだ。
金融でなく人的資本。会社の一番の資本は人だ、金じゃない


最後にパネル討論 『フューチャーセンターって?』
討論に先立って、野村さんからショートプレゼンもあり。

「未来を作るのは現在。だからフューチャーセンター」
「フューチャーセンターは問題を持ち込むところ。」
「フューチャーセンターは総合芸術」






FC凄いなぁとおもったけど、敷居が高い。

肝心の似てるところを書いてない。。。

あと、pachiにほめられたこともわすれないうちにメモしておこう。


関連リンク

EGMサミット2011 Autumn - PachiチョイスのShibotter - Togetter
ロサンゼルスMBA生活とその後 : EGMサミット2011 Autumnに込めた想い
なおきさんのブログ : 新しい未来に向けて~EGMサミット2011 Autumn参加報告
 「EGM×フューチャーセンター」は「想い×対話×気づき」 (Pachi -the Collaboration Energizer-)

2011年10月16日日曜日

EGMとFCって似てる?

EGMサミット2011Autumnまで、いよいよあと2週間を切りました。

NTTデータの山下社長はじめ、KDIの野村さんなどそうそうたるメンバーが
登壇されますが、私もパネルディスカッションに参加させていただくことになりました。

テーマはずばり 

「フューチャーセンターって?」

私自身は「フューチャーセンター」 という言葉は、
経産省のインテクレチャルカフェで初めて聞きました。
講演のなかで、Leif Edvinsson氏が、

「帰りに疲れているような職場ではなくて、働くと元気になるところ」

とおっしゃっていたのを今でも覚えています。

その後、KDIさんなどにお邪魔して、

「創造力を発揮できるようなすばらしい環境」

というイメージを持っていました。

当時、ちょうど、うちの会社も「ワークスタイル革新」とか言って
什器メーカーと組んで「新しいオフィス」なんてものに
取り組んでいたので、今後このようなモノが進んでいくんだろうなと
期待していました。(商売としても、自分の環境としても)

しかし商売の方は、その後ノマドやモバイルワーク
(しかも、パンデミックや震災を想定したBCP的なもの)が
中心になってきたので、もっとチームで仕事が出来ることを
追求したいなと思っていました。

マルチデバイスというのは、

「個人がいろんなシチュエーションで
PCや携帯、スマホを使い分ける」


ではなくて、

「外回りの営業マンも、内勤の人も、海外の人も、
それぞれに適したデバイスで一堂に会することができる。」

という風に活用したいなと思っています。

それくらいの知識しかなかったので
野村さんが書かれている

Future Center ―未来のステークホルダーとの創発場
というブログですこし予習してみました。

 そしたら
 フューチャーセンターの思想について下記のように書かれていました。

・エコシステムを作っているのは、私たち一人ひとりの関係性である。
・今日この部屋にいる100人がネットワークするだけで社会は変わる。
「未来のステークホルダー」を選ぶのは、私たち一人ひとりの意志である。
・社会イノベーションのエコシステムは、私たち一人ひとりの行動の結果である。
このような考えを具現化したのがフューチャーセンターである。

これって、自分がEGMでしたかったことじゃない?と思えてきました。
フューチャーセンターと違って「物理的に集まらなくてはならない」という制約も
EGMにはありません。(その分、伝わりにくいという大きなハンデもありますが・・)

せっかくの機会なので、しっかりFCの要素を吸収して
EGMに活かしていきたいと思います。

残念ながらイベントの申し込みは定員に達しているようですが、
おそらくその後もオンライン上に講演資料などがアップされていくと思うので、
その辺を参考に議論を続けていければなぁと思っています。

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